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(回答先: イラク・レジスタンス・レポート 2006/05/27 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 30 日 16:42:50)
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/27
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107326282?page=1#107326282
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/30 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年5月27日付
◇ラワ: 米海軍のヘリがアンバル州で墜落、味方の誤射
◇ラマディ: レジスタンスの狙撃手が米兵射殺
◇大攻勢がウワサされるなか米軍はアラブ人記者を逮捕
◇レジスタンスはマリキ「政府」認めず武装闘争継続を誓う
◇ハリス近郊: 米兵がイラク人家族を射殺
◇バスラ: レジスタンスの爆弾が英軍パトロールを襲う
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□イラク・レジスタンス・レポート 5月27日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 27 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_270506.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
●ヒート: 米軍が帰宅を提案、住民は「盾にされる」と従わず
Residents refuse to return home
lest they be used as human shields by American occupation forces
26日朝、バグダッド北西170キロに位置するヒート市の西部、工業地
域に住む人々に、米軍が拡声器を使って1年前に米軍から追い出された自宅
に戻るよう呼びかけた−−メッカ時間27日正午の速報でイスラム・メモが
伝えた。当時の米軍は自分たちが使うために一帯のビル多数を占拠し、付近
の住民にその地域から出ていくよう強制した。その後、レジスタンス戦士が
その辺りの米軍を標的にしたため、戦闘が激しくなった。
イスラム・メモの通信員は次のようにレポートした−−26日朝、米軍は
電気の供給増と水道の確保を約束して、住民に以前の家に戻るよう誘った。
米軍はさらに、商店主など自営業者にも米軍陣地の周辺地域に戻るよう呼び
かけた。
しかし、1年も他の地区での生活を余儀なくさせられた地域住民は元の地
域に戻るのを拒否した。それは米軍がレジスタンスの攻撃から自分たちを守
るために住民を「人間の盾」にしようとしているだけだと確信しているから
だった。
●米海軍のヘリがアンバル州で墜落、味方の誤射
US Navy helicopter crashes in al-Anbar Province
米軍は米海軍のヘリがアンバル州で墜落し、乗員2人が「不明」になって
いると認めた−−イスラム・メモが27日午後9時15分の速報で伝えた。
イスラム・メモは、米軍関係者がアルジャジーラTVに語った話として、
ヘリコプターが「味方の誤射」で撃墜された、と報じた。
米軍はこれより前に、アンバル州におけるレジスタンスの攻撃で海兵隊員
の損失を認めていたが、それ以上の詳細を明かさなかった。
●ラマディ東部: レジスタンスの狙撃手が米兵射殺
Resistance sharpshooter reportedly kills US soldier in eastern ar-Ramadi
イラク・レジスタンスの狙撃手がラマディ東部で米兵を射殺した−−イス
ラム・メモが27日午後4時25分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は、装甲付のハンビー数台に伴われて徒歩でパト
ロールしていた米兵がラマディ市内の道路で倒れたとレポートした。それは
イラク・レジスタンス狙撃手の銃弾が米兵に命中したためで、米兵は即死し
た。
●大攻勢がウワサされるなか米軍はアラブ人記者を逮捕
With US offensive reportedly looming, American military arrest Arab journalists
ラマディで国際メディアやアラブ・メディア、地元の報道機関のために働
くイラク人ジャーナリストたちに対して、米軍は大規模な拘束作戦に着手し
た−−イスラム・メモが27日午前10時40分の速報で伝えた。今回の逮
捕は記者たちへの具体的な嫌疑はまったくなく、イラクで思うとおりに進ま
ないことに関して情報が外の世界にもれる事態を避けるための米軍の新たな
試みである。
イスラム・メモのラマディ通信員は、米軍がロイター通信、AP通信、ト
ルコ通信、イラク紙『アル・マナル』の記者数人とロイターの報道写真家を
含む7人のジャーナリストを連行したとレポートした。クドス・プレスはさ
らに、拘束されたなかにはイラクの衛星テレビ『アッ・ザワ』の特派員もい
たと加えた。拘束された7人は、ロイター通信の写真家アリ・マッシャダニ
(米軍の検問所で逮捕)を除いて全員が自宅から連行された。
イラク人ジャーナリスト7人の逮捕は、ラマディ市内で次々に発生するイ
ラク・レジスタンスと米軍との激戦を取材しようとし続けたからだ、と、ク
ドスプレスが報じた。
イスラム・メモの通信員は州政府ビル内にいる関係者の話として、米軍が
近いうちにラマディ攻撃に着手するつもりだという情報があるとレポートし
た。それは化学兵器を使った悪名高いファルージャ攻勢に似たものになると
いう。
同通信員は、アメリカ軍はそうして市内にいるジャーナリスト全員を排除
し、攻勢が完了するまで彼らを拘束ないし統制下においておこうとしている、
と述べた。その後の進展を報じたクドス・プレスは、米軍攻勢がまもなく始
まりそうだとし、容疑事実もなしのジャーナリスト逮捕は作戦実行にむけた
米軍の準備の一環だとほのめかした。
◇ラワ: レジスタンスの爆弾で米兵負傷
◇ヒート: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
◆バグダッド Baghdad
●レジスタンスはマリキ「政府」を認めず武装闘争継続を誓う
Resistance groups pledge to continue armed struggle,
refuse to recognize puppet “government” of al-Maliki
イラク・レジスタンスの5組織が27日に声明を発表し、そのなかで彼ら
は米軍が画策したマリキ「政府」を拒否し、イラクが外国占領軍から完全に
解放されるまで武装闘争を継続すると誓約した。
クドス・プレスはバグダッドから次のように報じた−−1920年革命旅
団、イラク・レジスタンス・イスラム戦線、正統カリフ軍、イラク聖戦グル
ープ、強壮軍団がコミュニケを発表し、彼らは「占領とむきあうからには武
装闘争を堅持し、(占領者と)その手先から祖国と神の使徒が開放されるま
で戦い続ける」と宣言した。
このレジスタンス5組織はコミュニケにおいて、傀儡(かいらい)政府に
対する彼らの立場は、「占領者の手のなかにいる政府がどんなにあがこうと、
正統な政府とは認めない」というものだと述べた。
声明はまた、イラク国民にむけて、「占領者の計画に乗せられて取り込ま
れたり、解放という真の目的から外れることのないように」と警告した。
2003年春のイラク侵攻以来に設置されたさまざまの傀儡行政機関と当
局、そして米占領軍に対する武装闘争を終わらせようとして、傀儡政権はレ
ジスタンス勢力に「対話」を呼びかけたが、この声明はその呼びかけに対する
一つの返事だと見られている。
◇パレスチナ難民に拷問・殺害の脅し
◇マンスール: レジスタンスの爆弾が傀儡警官を殺す
◇市場で市民を狙った正体不明の爆弾
◇レジスタンスの爆弾がパレスチナ通りで警察を襲う
◇26日午後、レジスタンスがリドワニヤの米軍司令部を砲撃
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
●ハリス近郊: 米兵がイラク人家族を射殺
US troops shoot family to death near al-Khalis on Thursday
バグダッドの北方60キロに位置するハリス近郊のハバブ地区において、
25日、米軍が家族を乗せた一般市民の車を銃撃した−−イスラム・メモが
27日午後11時の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員は市内の病院関係者の話として、女性とその夫、そ
して2人の子どもが米兵に射殺されたと伝えた。市内の傀儡イラク警察関係
者はイスラム・メモの取材に、車の運転手はスピードを出しており、通りの
先に米軍がいることに気づかなかった、と述べた。スピードを出している車
に気づいて、米兵はその家族の乗った車に銃弾の雨を浴びせ、乗員全員を殺
害した。アハマド・アブドラーとその妻アミナー・ハリド、1歳半の幼子イ
マン、4ヶ月のスファンが犠牲になった。
◇サマッラ: レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
◇バクーバ: 米兵が道路脇爆弾で死亡
◇ 同 : 前内務省の親類が誘拐された
◇ 同 : 元イラク空軍飛行士(中佐)が暗殺された
◆バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
◆ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンスが傀儡軍司令部を砲撃
◆バスラ州 Al-Basrah Province
●バスラ: レジスタンスの爆弾が英軍パトロールを襲う
Resistance bomb blasts British patrol near al-Basrah
イスラム・メモは27日午後4時20分の速報において、イラク南部のバ
スラ市北東にあるズバイル橋近くで、イギリス軍のパトロール部隊が幹線道
路を通行しているとき、イラク・レジスタンスの爆弾が破裂したと伝えた。
イスラム・メモの通信員はその攻撃を目撃した運転手の話として、この爆
発は装甲車4台編成の英軍部隊を狙ったもので、1台が走行不能となり、イ
ギリス兵4人が負傷、うち2人は重傷だと報じた。
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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