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(回答先: ワールドリポート / パレスチナ社会脅かす分離壁 / 国連調査官「重大な人道問題」 / ヨルダン川西岸(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 03 日 15:57:31)
□分離壁の鉄条網に絡んで溺死 鉄砲水に流されたパレスチナ男性|アルジャジーラ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1822067/detail
分離壁の鉄条網に絡んで溺死 鉄砲水に流されたパレスチナ男性
【アルジャジーラ特約2日】ヨルダン川西岸地区などの占領地とユダヤ人入植地を分けるために建設が進んでいる「分離壁」が、パレスチナ人男性の命を奪う事態が起き、占領地内にあらためて「分離壁」を非難する声が強まっている。
ヨルダン川西岸中部のビルイン村で2日、ラマラ自治区へ車で向かっていたパレスチナ人の兄弟2人が、突然襲ってきた鉄砲水に流された。
2人は避難するため車外に出て、1人はなんとか脱出できたが、残りの1人が鉄砲水の強い流れに巻き込まれた。この男性は、パレスチナ居住区とユダヤ人入植地を分ける分離壁にまで流された後、同壁周辺に張りめぐらされている鉄条網に体を絡ませ、身動きができなくなってしまった。
救急隊が駆けつけて、この男性を鉄条網から救い出したが、男性はすでに意識を失っており、間もなく死亡した。
このため、パレスチナ住民たちの間には「男性の命を奪ったのは、イスラエルが建設を進める分離壁と、住民の安全を無視した道路建設」と非難する声が高まっている。
ビルイン村で分離壁反対運動を行っているカティブさんは「イスラエルの道路建設にも問題がある。排水溝も造らないまま、低地に道路を建設し、大雨が降れば、鉄砲水が起きるのは当然」と批判している。
カティブさんはまた、「イスラエル軍は分離壁に倒壊などの影響が出るとして、同壁に沿った排水溝建設を許可していない」と述べるとともに、「ユダヤ人入植地の拡大を狙うイスラエルの政策が今回、パレスチナ人男性の命を奪った」と指摘している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年04月03日13時38分