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(回答先: サマッラ近くで空爆？ ＢＢＣは懐疑的 [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 19 日 12:04:09)
□２００３年のイラク侵攻以来最大規模の空からの作戦？？ [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view?.date=20060318&.utc=1142658207
2006年3月18日(土)
２００３年のイラク侵攻以来最大規模の空からの作戦 ？？
聖廟爆破事件があったサマッラ市近くで米軍とイラク軍の合同部隊が掃討作戦を展開している。砂漠地帯の４ヶ村が封鎖され、数十人が拘束された。この作戦は２００３年のイラク侵攻以来最大規模の空からの作戦だというが、それは記者や報道・通信社が判断したものではなく、ペンタゴン＝米国防総省の発表をそのまま報道したものだ。
この作戦についてアルジャジーラとBBCの報道をサイトでも紹介している。特にBBCの報道は、ペンタゴンの発表に懐疑的であることを吐露している。
CNNは、これまでの報道姿勢から不思議なことではないが、ペンタンゴンの発表を忠実に報道し,ビデオや写真映像まで詳しく伝えている。だが、そこにも、BBCが指摘するように、ゲリラ勢力と米・イラク合同軍との「交戦」をうかがわせるレポートはない。作戦の成果として伝えられているのも、武器庫の発見だけだ。
http://edition.cnn.com/2006/WORLD/meast/03/17/iraq.main/index.html
他方、イラク駐留米軍のチアレス中将は１７日に、「イラク軍が今年夏までに、全土の７５％で治安維持任務に単独で当たることが可能になるとの見通しを示し、米軍の早期削減実現に期待を表明した」という。（共同通信）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000057-kyodo-int
ブッシュ大統領はじめ米国政府の要人たちも、聖廟爆破事件のしばらくあとから、しきりにイラク軍の治安能力・作戦能力の向上を強調している。今回のサマッラ近くでの作戦がウゾだとまでは言わないが、この方針に沿って誇張したペンタゴンの発表のようにも思われる。低迷を続ける支持率をにらんだ世論対策かもしれない。選挙から３ヶ月もたって、いっこうに新政府樹立の目途がたたないことから、人々の目をそらせることにもなるだろうし。
作成者 山本史郎 :2006年3月18日(土) 14:03 [ コメント : 0]
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