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(回答先: ミロセビッチ《暗殺》:英西各紙「誤った薬物服用」を一斉報道 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 3 月 14 日 20:04:36)
□ミロシェビッチ元大統領の息子、遺体引き取りへ [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200603140004.html
ミロシェビッチ元大統領の息子、遺体引き取りへ
2006.03.14
Webpostedat: 17:05 JST
- CNN/AP/REUTERS
オランダ、ハーグ──旧ユーゴスラビア紛争時の人道に対する罪でオランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷に起訴され、11日に拘置所で死去したミロシェビッチ元ユーゴ大統領の息子マルコさんが14日、滞在先のロシアからハーグ入りし、遺体を引き取る見通しであることが分かった。
葬儀の日程や場所などは未定。遺族はセルビア・モンテネグロの首都ベオグラードで葬儀を営みたい意向だが、セルビアの裁判所が元大統領の妻の逮捕令状を撤回した場合、実現の可能性が出てくる。ロイター通信がマルコさんの発言として伝えたところによると、セルビア当局は遺族の希望を受け入れない姿勢にあるため、遺族はモスクワでの葬儀を検討するという。
一方、ミロシェビッチ元大統領の弁護人ズデンコ・トマノビッチ氏は13日、心臓病を患っていたミロシェビッチ被告が意図的に異質薬物を使用していたとする報道を否定した。
AP通信やロイター通信はオランダ・フローニンゲン大学の毒物学者の発言として、今年2月に被告の血液検査を行った結果、ハンセン病や結核の治療薬リファンピシンが検出されたと伝えた。リファンピシンは心臓病治療薬の効果を弱めるとされる。拘置所の医師団は、被告がリファンピシンを入手し、故意に服用していたとの判断を示したとされる。
これを受けてトマノビッチ弁護士はCNNに対し、被告がリファンピシンの服用を否定していたと明言。「被告は『どうしたら使っていない薬が血液から検出されるのか』と尋ねていた」と語った。
被告は拘置所で適切な心臓病の治療を受けられないと訴え、ロシアでの治療を請求したものの、同法廷の承認を得られなかった経緯がある。被告はまた、毒殺を図られていると主張していた。
弁護士は、毒殺をめぐる被告の主張の正当性が問題であることを認めたうえで、被告が適切な治療を受けていたかどうかが争点だと強調した。
ミロシェビッチ被告は昨年8月の血液検査で、服用を拒否していたはずの抗不安剤ベンゾジアゼピンの痕跡が判明しており、処方された薬以外の薬物を何らかの方法で入手していた可能性が以前から指摘されていた。
司法解剖の一環で行われる毒物検査の報告書は、14日以降に提出される。これまでの調査では、被告の死因が心筋梗塞(こうそく)である可能性が判明している。
ロシアの各通信社がラブロフ外相の発言として伝えたところによると、ロシア政府は司法解剖の結果を信用しない姿勢にあるという。オランダ外務省はこの報道を受けて、ロシア側がハーグで解剖結果を検討できるよう、ロシア人医師4人に7日間有効の入国ビザを発給したことを明らかにした。