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(回答先: ハーグの不気味な連続死 [暗いニュースリンク] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 13 日 09:53:48)
□ミロシェビッチ被告「心筋梗塞で死亡」 毒殺説も広がる [朝日新聞]
http://www.asahi.com/international/update/0313/008.html
ミロシェビッチ被告「心筋梗塞で死亡」 毒殺説も広がる
2006年03月13日10時18分
旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)は12日夜、拘置所で死亡した元ユーゴ大統領ミロシェビッチ被告の死因を心筋梗塞(こうそく)とする解剖結果の速報を発表した。ただ、法廷の報道官は最終的な死因について「結論を出すのはまだ早い。医師団は最終報告をまとめている」と述べ、断定は避けている。欧州のメディアには「被告は毒殺されたのではないか」との憶測も流れている。
法廷は声明の中で「医師団は被告の心筋梗塞を示す2つの異常を見つけた」「毒物の検査は続いている」などとしたが、詳細は明らかにしていない。最終報告書は早ければ一両日中に出る見込みという。
解剖は12日午後、ハーグの医療施設で行われた。オランダの医師が担当し、セルビア・モンテネグロの病理学者も立ち会った。病理学者は解剖の後に「処置は適切で、満足している」と語った。
被告は最近、ロシアで心臓病の治療を受けることを求めていたが、認められなかった。法廷のデルポンテ主任検察官は12日の記者会見で、被告に薬物が投与された可能性について「うわさにはコメントしない」と述べた。
一方、ミロシェビッチ被告の弁護人は同日、被告が死亡する前日にロシア大使あてに書いたとする「毒を盛られており、とても不安だ」という手紙の翻訳を公表した。被告の血液中からは、ハンセン病や結核の治療に使われる薬の成分が1月12日の検査で見つかっており、このことを被告は法廷から3月初めに知らされたという。
オランダのテレビ局NOSも12日、昨年11月から今年1月にかけて、やはり被告の血液から結核などの治療薬の成分が見つかったことを複数の関係者が認めたと伝えた。この薬物は被告が使っていた高血圧や心臓病の治療薬の効果を弱める作用があるという。
被告の遺体は13日にも遺族に引き渡される。被告の妻はモスクワに住んでおり、葬儀がどこで行われるかは、はっきりしていない。