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□ハーグの不気味な連続死 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/03/post_7231.html
03/12/2006
ハーグの不気味な連続死
2006年2月28日、オランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷で、被告・ミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領の弁護士は、クリントン元米大統領を証人として出廷させるよう要求し、こう言った:
「元アメリカ合衆国大統領という立場のクリントン氏は、ミロシェビッチ氏の拘束に関わる一連の出来事に関してユニークな知識をお持ちのはずだ。」
弁護士らの話によれば、ミロシェビッチ氏はクリントン元米大統領に証人として出廷を求める手紙を送ったが、クリントン氏から返事は来ていないとのことだった。ハーグの米国大使館からミロシェビッチ氏側には、合衆国元大統領の出廷を拒否するとの回答が2005年末に伝えられていた。
さらにミロシェビッチ氏側は、コソボ爆撃を実行した元NATO司令官ウェズリー・クラーク氏、ブレア英首相、シュレイダー元独首相の証人出廷を請求していた。裁判官は被告側の要求を全て拒否した。
そして3月、戦犯法廷は思わぬ方向に急転回した。
2006年3月5日---合衆国大統領に対する証人出廷請求の話題が公的に報じられてから6日後---ミロシェビッチ氏の元同僚で、旧ユーゴ国際戦犯法廷での追加証言を控えていたミラン・バビッチが、ハーグ刑務所内で死体となって発見された。ミラン・バビッチは2004年に13年の刑を言い渡され、すでに服役中であった。オランダ政府当局者は自殺と報告しているが、自殺の方法等詳細は不明のままである。
そして、3月11日---ミラン・バビッチの“自殺”から6日後、今度はミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領が獄中で死亡した。死の前日、ミロシェビッチ氏は「刑務所内で毒を盛られている」と言い、ロシアでの治療を希望していたという。ミロシェビッチ氏側弁護士はロシア国内での検死を要求しているが、裁判所側は弁護士の要求を拒否し、検死はオランダ国内で行うとしている。
旧ユーゴ国際戦犯法廷は、ミロシェビッチ氏の死により終了となるでしょう・・・戦犯法廷広報担当のアレクサンドラ・ミレノフは言った。