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(回答先: イスラエル・ニュース 2006/３/３ 投稿者 愚民党 日時 2006 年 3 月 03 日 20:46:33)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(26日)反ユダヤのロンドン市長に停職処分
★(27日)労働党が入植者の手厚い補償を提案
★(28日)テロによる検問所封鎖で農家に打撃
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2006年2月26日（日）
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＊ガザでは検問所などに対するパレスチナからの攻撃が相次ぎ、週末に
パレスチナ武装勢力４人が死亡。うち１人はハマスの爆弾製造技術者
で、誤爆により死亡した。(H,P,7)
＊米国のウェルチ特使と自治政府のアッバス議長が会談。米国が自治政
府への援助継続に同意したと、自治政府関係者は語った。(P,7,H)
＊国防軍によるナブラスでの軍事作戦について自治政府が国連安保理に
訴え。国防軍は先週からナブラスのテロ組織に対して大規模な軍事作
戦を続けており、戦闘でパレスチナ人５人が死亡している。(H)
＊国防軍がエリコで自爆テロを計画中のアルアクサ殉教団メンバー２人
を拘束。国防軍がエリコで軍事作戦を行うのは珍しい。(H,P)
＊ユダヤ人記者をナチス呼ばわりするなど、反ユダヤ的発言を繰り返す
ロンドンのリビングストン市長に対し、裁定委員会が４週間の停職を
命令。ユダヤ人団体は歓迎しているが、市長は争う構え。(P)
＊防護壁反対デモに参加した１７歳のイスラエル人少年が、国境警備隊
のゴム弾で失明か。少年らはデモが非暴力的なものだったと主張して
いるが、兵士の側にも負傷者が出ている。(H)
＊違法入植拠点の撤去が安息日に行われたと入植者が苦情。国防軍によ
ると、入植者らは安息日の直前に拠点に入ろうとしたという。(P)
＊ハダサ病院に入院して５４日になるシャロン首相は、今日が７８歳の
誕生日。家族らが病院に集まりささやかな記念式を行う。(P)
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2006年2月27日（月）
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＊ハマス指導者で次期首相と見られているハニエが、イスラエルの存在
を条件付で認めるというワシントンポスト紙のインタビューを否定。
長期停戦はあっても存在容認はありえないと語った。(H)
＊リブニ外相が「アッバス議長もハマス政権も同じ」と、アッバス議長
も相手にしない考えを表明。一方、ペレス氏らはアッバス議長と交渉
は続けるべきだと語り、党内の違いが明確になっている。(H,P,I)
＊国防軍兵士が、逮捕の懸念があるとして英国留学を断念。英国法では、
他国で発生した戦争犯罪の容疑で他国籍の者を逮捕できるため、左翼
団体が国防軍兵士を標的に告訴作戦を進めている。(H,P)
＊イランが反イスラエル国際大会を４月中旬に開催すると発表。すでに
発表されているホロコースト否定論大会との関係は不明。(H)
＊ユダヤ人青年の惨殺に抗議するデモがパリで行われ、数万人が参加。
各政党やクリスチャン、イスラム教からも参加者が集まった。(H)
＊労働党のペレツ党首が防護壁で飛び地になる入植地を訪問し、十分な
補償を行い自主撤退を進める政策を説明。しかし、他の入植地からは
早速「入植者を分断する策略」と抗議が集まった。(H,P)
＊ハマスのハニエが、欧米からの支援減額に伴い、自治政府高官の給料
を下げると宣言。自らも給与を半分以下にすると語った。(P)
＊親イスラエルの日本のキリスト教系団体「幕屋」の代表団が、カツァ
ブ大統領と面会。大統領は、シャロン首相から小泉首相の訪問のこと
を頼まれていたと語った。小泉首相は、訪問を延期している。(P)
＊昨日から激しい砂嵐。この季節には例年よく発生するが、地球乾燥化
で今後も砂嵐の発生頻度は高まるものと見られている。(P)
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2006年2月28日（火）
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＊ＥＵが１億４千万ドルの緊急援助をパレスチナ自治政府に行うと発表。
米国はこれを支持する声明を出した。緊急援助が無ければ自治政府の
財政は破綻すると懸念されていた。(H,P)
＊リブニ外相の発言にもかかわらず、アッバス議長が職務を続けること
への期待をオルマート首相代行が表明。(H,P)
＊自治政府元閣僚のダーランが、ＣＩＡやイスラエル情報関係者と組ん
でハマスの指導者マシャールの暗殺を協議していたとエジプト紙が報
道。ハマスとファタハの緊張が高まっている。(P)
＊篭城テロリストとの交渉に住民を使うことを禁止する昨年１０月の判
決に国防軍が不服を申し立てていたが、最高裁が却下。(H)
＊ハマス政権への直接援助を避け、アッバス議長を経由して送金する動
きに対し「金の使途に指図は受けない」とハマス指導者が反発。(P)
＊教育の優先整備地区が、ユダヤ人地区に限定して選定されているのは
人種差別だとのアラブ系市民の訴えを、最高裁判事が全員一致で認め、
国に改善を求めた。(H,7,I)
＊ガザの農産物を輸出するカルニ検問所が、度重なるテロ攻撃で通行止
めとなり、パレスチナの農家に大きな被害。国際援助で自治区に引き
渡されたハイテク農業施設も役立たない状態になっている。(P)
＊ガザで発見された鳥の死体は、鳥インフルエンザ陰性。しかし、ホル
マリン漬けでウイルスが分解された可能性もある。(P)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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