★阿修羅♪ > 戦争79 > 114.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(1日)ブハラ系ユダヤ人が帰還移民の動き
★(2日)西岸地区の銃撃テロで1人が死亡
★(3日)自治政府が3千万ドルの支援を返金
****************************************************
2006年3月1日(水)
****************************************************
*オルマート首相代行が、ロシアとの関係を強化する考えを表明。ハマ
ス代表団の招聘や、イランの核開発阻止などで、ロシアの動向がイス
ラエルの安全保障に重大な影響があるため。(H,P)
*政府はイランから自治政府への支援送金を阻止する方策を検討中。し
かし、イランが西側諸国に匹敵する額の援助を実際に自治政府に送金
する可能性はかなり低いと見られている。(P)
*火曜午後、ベツレヘムの南でパレスチナ人がユダヤ人2人をナイフで
刺傷。最近、ナイフによる攻撃事件が増加している。(H,P,7)
*リクードの選挙候補者選びを一般党員投票にするとのネタニヤフ党首
の提案に、党幹部が賛成を表明。現在は中央委員会による投票で候補
者が決まるシステムになっている。(P,H)
*アラブ市民有権者の46%が、次回選挙での投票に消極的。アラブ政
党は小党乱立で、投票率が下がると共倒れになる恐れがある。(H)
*ガリラヤ北部の町サフェドで、カディマが借りた事務所の建物が、元
はモスクの一部だったとイスラム教徒が主張。「イスラム教徒の聖地
を汚す政策の一環」だと非難を強めている。(H)
*アウシュビッツ収容所後の展示施設のユダヤ人展示室をイスラエルが
改装することが決定。展示は30年前のもので、かなり老朽化してい
た。予算は約500万ドルの予定。(H)
*ニューヨークに住むブハラ系ユダヤ人100人が、今年夏にイスラエ
ルに移民。ニューヨークには中央アジアのブハラから移民した6万人
のユダヤ人共同体があり、他の人々も移民を目指している。(I)
****************************************************
2006年3月2日(木)
****************************************************
*リブニ外相がフランスを訪問。同国のドビルパン首相は、イスラエル
の安全保障のための協力を約束した。リブニ外相はまた、イスラム教
徒に惨殺されたユダヤ人青年の家族を弔問した。(H,P)
*西岸地区の2箇所でアルアクサ殉教団などによる銃撃テロがあり、1
人が死亡し1人が重傷。入植者組合は「入植拠点の撤去作戦をやめ、
兵士を治安維持に回せ」との声明を出した。(H,P,I,7)
*違法入植拠点アモナの撤去作戦で多数の負傷者が出たことに関する国
会の調査委員会に、エズラ内相とモファズ国防相が出席。警察司令官
を糾弾しようとしていた右派議員らからは反発が出た。(H,P)
*カディマの予想議席数が37に下落。リクードは1議席を増し15議
席に。最近のテロ再燃で安全願望が高まったのが原因か。(H)
*イスラム聖戦の幹部がガザで爆発により死亡。パレスチナの警察は国
防軍のミサイル攻撃だと発表したが、国防軍は否定している。(P)
*自爆テロリストの映画「パラダイス・ナウ」をオスカー受賞から外す
ように、自爆テロ被害者の父母が選考委員会に要請。(H,P,7)
*国に誇りを持つかどうかの意識調査で、米国やイスラエルが高得点を
記録。EU諸国は低得点だった。グローバル化で愛国心が悪いイメー
ジになっているためと調査者は分析している。(P)
*84歳の女性から59歳の女性への肝臓移植が成功。高齢者からの臓
器移植が可能になれば、提供者の数が増えると期待されている。(P)
****************************************************
2006年3月3日(金)
****************************************************
*リブニ外相がイギリスを訪問。ハマス政権に対してEUが援助を控え
ることを求めた。EUはハマスをテロ組織に指定しているが、現在の
暫定政権には緊急援助を行うことを決めている。(H,P)
*労働党のペレツ党首と自治政府のアッバス議長が会談し、双方の穏健
派を増やす必要があるとの点で一致。議長は、テロがイスラエルとパ
レスチナ双方の敵だと語った。(H,P)
*自治政府が米国からの3千万ドルの開発援助を返金。さらに2千万ド
ルも返金される見込み。米国会はブッシュ政権がハマスへの援助を行
わないよう、大統領に強い圧力をかけている。(H,P)
*ハマス代表団が今日からモスクワを訪問。ハマスはこの訪問が「イス
ラエルと米国に対する勝利」だとするコメントを出したが、ロシアは
ハマスに武力闘争の放棄などを求める構え。(H,P)
*リクードのネタニヤフ党首が国会に地方区を導入することを提案。現
在のイスラエル国会は比例代表制。「地方区ができれば、議員は有権
者に対する責任を果たすようになる」と同氏は語っている。(P)
*アルカイダが自治区で組織作りを行っていると、アッバス議長が懸念
を表明。すでに1人のメンバーがガザで逮捕されたもよう。(P,I)
*フランスで惨殺されたユダヤ人青年を追悼するため、エルサレム旧市
街でフランス系ユダヤ人数百人が追悼式典を実施。(I)
*宗教政党のシャスが詩編を配布することを選挙管理委員会が容認。た
だし、選挙のチラシつきでの配布は認めなかった。(H)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm