★阿修羅♪ > 戦争78 > 467.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: イラク自衛隊:3月撤退開始 日本政府、米英と最終調整へ―「毎日新聞」 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 2 月 16 日 10:40:36)
◇イラク自衛隊:サマワ市民は駐留延期、支援継続を希望
【カイロ高橋宗男】イラク南部サマワに駐留する陸上自衛隊の撤退についてサマワ市民の多くはは毎日新聞の現地助手の取材に対し、撤退延期を求め援助継続を期待する声を寄せた。一方で、復興支援の恩恵を直接受けなかった市民からは「自衛隊が何をしてくれたというのか」と撤退を歓迎する厳しい声も聞かれた。
「我々市民と自衛隊の関係は友好的という次元ではない。家族のようなものだ。撤退するとしたら、これほど寂しいことはない」。サマワの技師、ジャヤッディさん(36)は自衛隊の駐留延長を願った。
ジャヤッディさんは「自衛隊の駐留が将来の日本企業の進出に道を開くと信じてきた」と語り、「(撤退で)援助が打ち切られるとは思いたくない。援助が継続されたとしても、今後は援助に関連して汚職が増えるのではないか」と、日本側の監督がなくなり、イラクの役人による腐敗が続発することへの不安をのぞかせた。
一方、失業中の建設労働者、ノーメンさん(26)は「自衛隊の支援活動は単純作業。イラク人にもできることだった」と語り、「撤退の代わりに技術者や機材を送ってほしい」と、実効的な支援が必要な現状を説明。また、地元の部族長、ハフェイジさん(64)は「我々は自衛隊員の安全を保証し、ただ一人のけが人も出さなかった」と強調し、「自衛隊は膨大な約束をしたが、実行しなかった」と不満を口にした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060216k0000m010175000c.html