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(回答先: ベネズエラのチャベス大統領の米国に対する大胆不敵な挑戦。米帝国は生きるのか、死ぬのか。【大田竜の時事寸評】 投稿者 どさんこ 日時 2006 年 2 月 12 日 08:49:42)
米中は対立しているふりをしても、金融などの分野で着々と交流を深めている。米国は完全に世界中で総スカンを食らっており、米国一極集中ではもはや世界支配層は体制を維持できない。だからこそ対中金融進出をしているのだろう。しかし、その中国も貧富の差や独裁政権への不満・不平等感が大衆に蔓延し、危険な状況だ。米国が危ないから中国にというだけでは不安が残る。そこでインドである。インドは世界からの総スカン度は米国ほどでなく、大衆の不満度も中国ほどではない。
日本は中国やインドに比べて貧富の差が少なく、また貧富の少なくすることも中印に比べて国土の狭さもあって比較的容易であり、均質で勤勉・従順な国民性もあって世界で最も暴動に晒されにくい。最近は少し貧富の差も拡大し治安も悪くなってきたとはいえ、拠点とするのに基本的な安定感はある。しかし、日本は国土が山がちで絶対的な土地の狭さ、地震・豪雪・台風などの災害の多さがあり、ここにニューヨークのある米国東部や上海のある中国東部に比べて難点があるといえる。
それ故に世界支配層は拠点を米国→中国→インド→ロシアからは恐らく叩き出され→ブラジルへと序々に移していくのではないか。もっとも彼らは拠点を本格的に移す前に倒されるかも知れないが。911テロでもう彼らの体制は限界が来て自滅に向かっているのかも知れない。ブッシュ政権になってから世界支配層も自分で何をやっているか分からなくなり、空回りばかりしているように見えるからだ。