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【「ハルマゲドン」の引き金か?】アル・アクサ・モスクの地下にシナゴーグ建設!
1月19日、英国の情報誌The Truth Seekerは、『イスラエルはアル・アクサの下にシナゴーグを建設する』と題する1月3日付のIslamOnline.netの記事を引用しています。(記事全文はこの投稿の最後に貼り付けておきます。)
http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=4061
Israel Builds Synagogue Under Al-Aqsa: Palestinians
●まず、このアル・アクサ・モスクについてですが、エルサレムの「神殿の丘」にあるイスラム寺院で、すぐ側の「岩のドーム」と共にイスラム教の重要な聖地となっています。ここは宗教的な意味だけではなく、政治的にも極めて重大な意味を持っています。
「田中ニュース」から次の記事の一部を引用します。
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http://tanakanews.com/e0721secondcoming.htm
キリストの再臨とアメリカの政治 2004年7月21日 田中 宇
【引用開始、前略】
キリスト教では、イエスの再臨がいつ起きるかは人間が事前に知ることができないとされているが、そうした受け身の状態に満足できないアメリカのキリスト教徒の中には、キリスト教徒の全員が幸せになれるイエス再臨後の至福の千年間を早く実現したいがために「聖書の記述と同じような出来事を起こし、現実と聖書とをシンクロナイズ(同調)させれば、キリストが再臨するに違いない」と考える人々がいる。
この立場に立つと、キリストの再臨を起こすには、イスラエルが建国されてユーフラテス川までを領土にする強大な国になり、エルサレムからイスラム教徒を追い出してアルアクサ・モスクを壊す必要がある。その一方で、イスラム教徒が激怒してイスラエルに対する敵視を強めることは、最終戦争の実現につながる動きとしてむしろ歓迎される。また、イスラエルの領土拡大や核武装、中東和平の破棄、キリスト・ユダヤ連合とイスラム世界との「文明の衝突」としてのテロ戦争の激化、アメリカとイスラエルによるイラク統治、シリアやイラン、サウジアラビアの政権転覆などが支持される。
【後略、引用終り】
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上で『この立場に立つと』とは、米国のクリスチャン・シオニストが固く持っている「ハルマゲドン願望」の立場を指します。詳しくは田中宇氏の記事全文をお読みください。
●次にル・モンド・ディプロマティーク(日本語版:2000年11月号)からの引用です。
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http://www.diplo.jp/articles00/0011.html
アラファトの誤算 エリック・ルロー(Eric Rouleau)
【引用開始、前略】
それ以上に衝撃的なのが、現在の対立に宗教戦争へと向かうような兆候が見られることだ。ユダヤ人入植者とイスラエル右派の拡張主義的野心の隠れ蓑にされてきたメシア信仰、そしてアル・アクサのモスクが建つエルサレムの丘へのリクード党首アリエル・シャロンによる挑発的な訪問は、本質的に民族間の対立であった紛争に宗教色を付加するのに少なからず貢献した。それは、パレスチナとアラブ全体のイスラム原理主義勢力各派の望むところだった。両陣営内で「聖なる連合」の契りが結ばれ、少し前までイスラエルでもパレスチナでも大多数を占めていた和平の支持者は見る影もなくなった。
【中略】
反対勢力から、「パレスチナのペタン」と非難されていることも意に介さず、アラファト議長は交渉の追求に執念を燃やす。今年7月のキャンプ・デーヴィッド会談では、バラク首相から相当の譲歩を(内容というよりは形式面で)引き出すという成果を上げられるところだった。ところが、バラク首相がエルサレム問題という地雷を踏んでしまった。彼は、アル・アクサのモスクも含めた聖地に対するイスラエルの排他的な主権を要求したのである。このモスクはソロモン神殿の遺構の上に建設されているとの主張だが、イスラエルの考古学者にすら異論もある仮説にすぎない。
結局のところ、アラファト議長がキャンプ・デーヴィッドから持ち帰ったのは、やがてバラク首相がスイッチを入れることになる時限爆弾であった。イスラエルの公安機関は今年の初めから、二度目のインティファーダが起こる可能性を繰り返し警告していた。にもかかわらず、メッカ、メディナに続くイスラム第三の聖地とされるアル・アクサのモスクという場所で、アリエル・シャロンが写真を撮らせるようなことをバラク首相は許した。この人物は、何十年にもわたって多くのパレスチナ人を殺し続けたとして非難され、レバノンのサブラやシャティラで起きた虐殺事件の首謀者と目されている。こうして、アラファトが持つ時限爆弾に、バラクが火をつけるに至ったのだ。
【引用終り】
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この記事はいわゆる「第2次インティファーダ」が勃発した(200年9月29日)際に書かれたものですが、この直接の引き金になったのは上の記事にもあるように、アリエル・シャロンがアル・アクサ・モスクに近づいたことです。このインティファーダの裏にイスラエル当局と諜報機関による誘導と挑発があったことは知られています(組織化した可能性も)が、アラファト、バラク、シャロンがアル・アクサを舞台にしてドタバタ劇を展開した様子が描かれています。その結果は無残としか言いようがありません。
また上のル・モンド・ディプロマティークの記事に次のようなことが書かれています。
『彼【バラク:引用者】は、アル・アクサのモスクも含めた聖地に対するイスラエルの排他的な主権を要求したのである。このモスクはソロモン神殿の遺構の上に建設されているとの主張だが、イスラエルの考古学者にすら異論もある仮説にすぎない。』
シオニストがこのモスクの地下にソロモン神殿の遺構があると主張していることが分かります。
●ところが、どうやらイスラエル当局は外国人に対して「イスラム教徒がアル・アクサの地下を掘ってモスクを建設している」というとんでもないデマをばら撒いているようです。次のサイトをご覧ください。
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http://www.eonet.ne.jp/~welcomehome/Israel2005/day06-01.htm
2005年仮庵の祭 由輝代・ひとみのイスラエル旅日記
【引用開始、前略】
実は、後にゲフェンさんに聞いてびっくりした事は、ちょうどこの床の下で、巨大な地下モスクが、エルサレム市の許可を得ずに工事が進められている事です。結構乱暴な工事で、空洞を掘った岩をどんどんケデロンの谷へ捨てているらしいのですが、それをユダヤ人考古学者が、全部チェックして、神殿時代の遺物が見つからないか探して回収しているのだそうです。
【中略】
帰国してから私の通う教会の牧師にお話しすると、「地下モスクの工事の事は聞いています。かなりずさんな工事で、このままだと神殿の丘の床が抜けて、アル・アクサ・モスクごと崩れ落ちる可能性があるとイスラエルの新聞などは報道しています。しかし、神殿の丘の管理管轄はエルサレム市にあるため、その工事の事故責任は、イスラム教徒が許可なくして工事しているのにもかかわらず、ユダヤ人に着せられてしまうという不条理な事になりかねないのです。また、もしイスラム教徒が礼拝中に、その事故が起こったら、その事故処理の仕方によっては、大変な国際的な問題が勃発するのです。」と語って下さいました。
【後略、引用終り】
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ウルトラお人好しの日本人! しかもクリスチャンときたらもう救いようが無い!(天国行き間違い無しダワ!!)
あの極端な人種排外主義ファシズム国家イスラエルが、ソロモン神殿の遺構があると宣伝しているアル・アクサの地下を、無許可で(!!)イスラム教徒が(!!)地下モスクを建設しているのを黙って見過ごしている(!!)という説明を受けて、何ともカントモ、無邪気そのものに(!!)信じ込んでしまっている(!!) ドーシヨーモネー。
『しかし、神殿の丘の管理管轄はエルサレム市にあるため、その工事の事故責任は、イスラム教徒が許可なくして工事しているのにもかかわらず、ユダヤ人に着せられてしまうという不条理な事になりかねないのです。』
これで、その工事が「失敗した」とか何とかでアル・アクサ・モスクが崩壊したら「イスラム教徒が勝手にやったことだ」と大声で主張する、という算段なのでしょう。
それをイスラム諸国が非難したら「またしてもユダヤ人が悪者にされる。我々は被害者だ!」とガナリ立てることは100%請け合いです! その『アリバイ作り』として、特にウスラ馬鹿なキリスト教徒をカモにして、デマを流しまくっている様子がよく分かります。
●今回The Truth Seekerが世界に知らしめた事実は、アル・アクサの地下を掘っているのはもちろんイスラエル当局であり、そこにあるのは「地下シナゴーグ」、そしてその一室が「ナチの支配とホロコーストを強調したもの」となっている、ということです。イスラエルの『死神』をイスラムの聖地の地下に祭るとは!
さらに、モスクの真下には女性用のシナゴーグが配置されています。男性用と女性用の礼拝場所を厳密に分けるイスラム教徒にとってみれば冒涜と屈辱以外の何物でも無いでしょう。(欧米フェミニズム的解釈はこの際脇に置いておきます。)
IslamOnline.netは、この地価工事がモスクの構造を弱めている可能性があり、もし地震でも起きたらアル・アクサ・モスクが崩れ落ちる可能性がある、と指摘していますが、「モの字」が設置した爆弾でもモスク崩壊は起こりえます。イスラエルは戦争のための国家です。何でもアリです。
The Truth SeekerはIslamOnline.netの記事を引用した後で、このことがフリーメーソンのガイドラインどおりに第3次世界大戦の引き金になる可能性が高い、というコメントを書いています。
ついでに、拙稿から引用します。ここにも例のユダヤ・ファシストが登場します。
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http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/398.html
ユダヤ・ファシズムの系譜:ジャボチンスキーからシャロンまで(4)嘘で世界を操る野郎ども
【引用開始、前略】
「神殿の丘」謀略
レディーンと彼の妻バーバラは、イスラム教徒にとって第3の聖地であるエルサレムのアル・ハラーム・アル・シャリフ(アラビア語で「神殿の丘"Temple Mount"」)の上に、ソロモン第3神殿を再建する『ハルマゲドン・プロジェクト』に参加し続けている。聖なる岩のドームの上にあるアル・アクサ・モスクの破壊計画は、中東での止めることが不可能な戦争を勃発させるかもしれない。バーバラ・レディーンは最近まで「聖書考古学誌(Biblical Archeology Review)の編集幹部を務めていた。この雑誌は、英国フリメーソンリーのthe Quatuor Cornati ("Four Crowns")とともに、その第3神殿が置かれるべき場所を決定する中心的な役割を果している。
【後略、引用終り】
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イランへの攻撃よりも、ひょっとしてこちらの方が早いかな?
以下にThe Truth Seekerの記事を貼り付けます。
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Israel Builds Synagogue Under Al-Aqsa: Palestinians
IslamOnline.net – January 3, 2006
Occupied Jerusalem - The Supreme Islamic Association and Al-Aqsa Association for Construction of the Holy Shrines accused Israel on Tuesday, January 3, of building a Jewish synagogue beneath Al-Aqsa Mosque, warning that the continued Israeli excavations jeopardize the mosque's structure.
"The synagogue has been built right beneath Al-Aqsa Mosque, some 90m from the Dome of the Rock," Raed Salah, the leader of the Islamic Movement inside the Green Line, told a press conference in the holy city, reported Al-Jazeera.
He said the synagogue includes seven rooms tracing the Jewish history.
"One of these rooms features Germany's Nazi rule and the World War II Holocaust."
Salah said that works were in full swing to build another synagogue for women under the mosque.
The conference featured video footages and photos documenting the synagogue as well as the continued Israeli excavations.
Al-Haram Al-Sharif, which includes Al-Aqsa Mosque, represents the heart of the Palestinian-Israeli conflict.
Jews claim that their alleged Haykal (Temple of Solomon) exists underneath Al-Haram Al-Sharif which was the first qiblah (direction Muslims take during prayers).
Al-Haram Al-Sharif's significance has been reinforced by the incident of Al-Israa’ and Al-Mi`raj (the night journey from Makkah to Al-Quds and the ascent to the Heavens by Prophet Muhammad).
"Full Swing"
Sheikh Ekrema Sabri, the Mufti of Al-Quds and Palestine, echoed a similar warning.
"The Israeli authorities have been exploiting the big gates of the western side of al-Aqsa since 1996 through conducting a series of excavation works which ended with clandestinely erecting a synagogue," he told the same conference.
"Constructing such a synagogue proves that the Israelis did not find any sign for their alleged Haykal, that is why they made up some rooms to vaguely narrate their religious history," Sabri added.
He urged the Arab and Islamic worlds to intervene to halt Israeli excavations under Al-Aqsa.
Salah, meanwhile, warned that Israeli excavations under the holy site were threatening the structure of the mosque.
"A truck driver was assigned to move equipments to the excavation sites and he was shocked to see a huge tunnel under the mosque that can allow a truck to pass through," he said.
He said excavations under the mosque are continuing in full swing to establish the Haykal before 2007, dismissing them as a "black stain" on Israel.
Israeli authorities recently unveiled an underground site that they say strengthens Jewish ties to the compound.
Palestinian and Jordanian archeologists have warned that ongoing Israeli excavations have weakened the foundations of the mosque, cautioning it would not stand a powerful earthquake.
A part of the road leading to one of the mosque’s main gates collapsed in February, 2004 due to the destructive Israeli digging work.
New Intifada
Salah warned that the Israeli aggressions against the Muslim holy site would have grave repercussions.
"You are inviting an uprising against you just to stop your attack on the mosque," he said, addressing himself to the Israeli government.
Al-Aqsa Intifada broke out in September 2000 after a provocative visit by then opposition leader Ariel Sharon to the mosque.
In 1996, eighty people were killed in clashes with the Israeli occupation forces to protest the opening of an Israeli tunnel alongside the compound.
On August 21, 1969, Al-Aqsa was set ablaze, gutting its southern wing –- some 1,500 square meters out of a total of 4,400 -- and destroyed the historical pulpit established by Muslim hero Salahudin Al-Ayyubi.
Palestinians pointed the finger at Jewish extremists and the Israeli government, which claimed that the fire was triggered by a short circuit but later admitted that a man from Australia, who sought refuge in a kibbutz, was found guilty.
The man was set free after receiving psychiatric counseling
www.islam-online.net/English/News/2006-01/03/article09.shtml
Comment
The above report is likely to inflame the Muslim world – maybe as intended – and coupled with a possible US/Israeli strike on Iran could ignite a global conflagration.
However, this is not entirely unexpected. It has in fact been in the pipeline for a long time. Over a century ago one of modern Freemasonry’s guiding lights outlined just such a clash when he spoke of how a Third World War could be ignited by provoking a clash between Islam and Zionism
According to Pike: "The Third World War must be fomented by taking advantage of the differences caused by the "agentur" of the "Illuminati" between the political Zionists and the leaders of Islamic World.”
This could be about to happen...