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NHKの朝の情報番組で『おはよう日本』というのがあります。この時間帯民放各社は朝からどうしょうもなく低レベルのしかも似たような番組を流していますし、またそういうのは朝からCMがうるさいので、チャンネルはNHKにして、朝の連続ドラマと共にこの『おはよう日本』を視聴するという人も多いのではないでしょうか。
さてその『おはよう日本』は本日、百瀬解説員なる人物が出てきて、メルケル・ドイツ首相を大絶賛していました。
まずメルケル・ドイツ首相の立ち位置を説明という感じで「フランス・ロシアに偏りすぎた外交を各国(東欧・米国)と等距離外交に戻す」のが彼女の目的と説明。しかし一見「中立・等距離」とは聞こえはいいですが、実質この行動はイラク侵略を行った米国とそれに追随した米国・衛星国の東欧諸国のスタンスに近づくということです。百瀬解説員の解説はそこのところをぼかし、「中立・等距離」だとか「中道」とかという言葉が好きな一般国民に「メルケルはいい政治家」との印象を植え付けようとの意図があるように感じられました。
さらに百瀬解説員、メルケルを絶賛します。「EU首脳会談で華々しいデビューを飾った」、「EUの救世主とまで呼ばれている」、「ブレア・シラクの指導力が弱まった今、彼女に期待が集まっている」。
本当に気持ち悪いくらいに褒め称えます。はたしてその目的はなんなのでしょうか。ドイツの親米的立場を賞賛する事で、我が国民に奴隷根性を植え付けるのが目的なのか、あるいは労働者の立場を弱めようとするメルケルの政策を賞賛するための布石としての洗脳行為なのか。
どちらにしろ、今回の件といい、以前に投稿したNHK池上彰解説員が反共本を書いていることといい、NHKには怪しい親米プロパガンダが溢れているようですね。
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/372.html