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NHKの池上彰という職員をご存知でしょうか。どういう人物か思い浮かばない人は彼が担当している週刊こどもニュースという番組の存在なら知っているかもしれません。
土曜日の六時頃、一週間に起きた出来事を子供にわかりやすく解説するというコンセプトの番組です。彼はその番組で子供相手にニュースの解説をしてくれる解説員として登場しています。
しかしこの番組私の周りでは非常に胡散臭い目で見られています。というのも子供相手に偏った内容をすりこんでいるのではないかという疑念がもたれているのです。例えば、これは有名な話かもしれませんが、彼はイラク戦争の解説の際、玩具の戦闘機や戦車を並べて、こうやって攻めていくんだよと解説していたのです。もちろん爆撃で死んでいった人々の映像とかはありません。子供にテレビゲームを解説しているかのような口ぶりで、「こうやって戦ってるんだよ」とやってたのです。全く呆れ果てた奴です。
その彼が出した集英社から『そうだったのか現代史』という本を出して10万部以上も売れたと聞いたので、一体どんな内容であろうとチェックしてみました。そしてその中身は・・・。
もう期待通りの内容ですよ。ほぼ全てが反共プロパガンダでした。いやもうびっくりしましたよ。かなりのスペースがスターリンの残虐性をあげつらうこと、そしてそれに関連してソビエトを中傷することに費やされており、返す刀で中国共産党へも攻撃を行っています。スターリンを賛美する中国は危ない国と思わせたいようです。
またベトナムも取上げられていますが、その内容はほぼ米国寄り、米国民が騒がなかったらベトナムでは勝利したんだといわんばかりの口ぶりで、さらに内容も北ベトナムがこんな残虐行為をしたという類の話が多く、最後には「統一ベトナムは経済で苦しんだから戦争でベトナムは勝ったけど経済では米が勝利したんだ」と書いている始末。
さらにキューバについても触れていますが、ここでもかなり米国寄りの記述が目立ち、カストロが倒した独裁政権と米国との繋がりはほとんど触れていません。というか米国帝国主義の悪辣さがもっとも鮮明な中南米の歴史はほぼスルーです。コンドル作戦の話など
私が読んだ限りでは皆無でしたし、当然バチカンの話もCIAの話だとかもまったくありません。
またアジア・アフリカ地域も米国が援助した独裁政権の話だとか、あるいはそれらの国の人権侵害とかはほぼスルーです。
つまり「そうだったのか現代史」は現代史の教科書としてでなく、露骨な反共本という位置付けが相応しいのです。しかも現役のNHK幹部が書いた。
実は昔からNHKという組織自体が諜報機関と密接に繋がっているという噂があります。たしか以前にも阿修羅で触れられていたと思いますので皆さんもご存知のことと思います。
一応採用時に身辺調査が行われ、思想心情なども徹底的に洗われる、そして例の安倍ジョンイルの検閲事件でも判明したNHK幹部と自民党の露骨な関係、その辺が公の話としてはありますが、それ以外にもNHKの海外支社自体が新華社や昔のプラウダのような諜報組織の隠れ蓑でないのかという話もあるのです。
ではこの池上彰という人間はそれに諜報機関に属する人間で故意にプロパガンダを流しているのでしょうか。それについてはまったく判断材料を欠いているのでなんとも言えないわけですが。ただ今後もその動静を把握しておくべき人物であるということ、そして自分の子供に「週刊こどもニュース」を見せるのは控えた方がいいというのは間違いないことと思います。
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