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(回答先: 対ウクライナ 露、ガス供給を停止 ユシチェンコ政権に圧力 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 03 日 05:21:51)
露-ウクライナ ガス問題 13年越しの論争(レップブリカ紙)
モスクワ発- 93年に遡るロシアとウクライナのガス論争で、モスクワはキエフに
供給停止を度々警告。 以下、キエフとの政争 時系列。
93年2月20日
ウクライナの支払い不履行に対し、国営ガスプロムが供給停止の警告。 キエフは
月末に一部を支払い、3月5日までに決済。 モスクワは負債を上乗せした供給価格を
6月より市場価格の半額に引き上げると宣言。
94年3月3日
ロシア、キエフが負債を支払わなければ供給を一時削減すると警告。
94年3月10日
ロシアが定めた支払い期日にモスクワに赴いたキエフの代表団、巨額の負債を順次
支払うことを約束。
97年7月22日
ロシア、キエフが来月末までに支払わなければ供給を止めると警告。
2000年6月8日
Leonid Kuchmaウクライナ大統領、年初から130億立方メートルのガスを西側行きの
パイプラインから盗んだことを認める。
05年6月8日
ロシア巨大企業ガスプロム、再び戦のまさかり。 キエフに供給するガスの価格を
’欧州並みに’引き上げる意向を宣言。 また78億立方メートル分のウクライナ
地下備蓄にも異議申し立て。
05年7月1日
ガスプロム、既に供給した78億立方メートル分と改定価格との差損の報復措置として
ウクライナへの供給削減を宣言。
ウクライナのナフトガスはその回答として、モスクワが態度を崩さないならロシアから
欧州への輸出を削減すると警告。
05年7月17日
ガスプロム、ウクライナの備蓄凍結分に’完全かつ明解な’文書合意に達したと発表。
05年11月22日
モスクワ、ウクライナを通過するガスとその移送費の支払いを提唱。 キエフは一旦
合意を表明するものの、提示された価格の高さで不成立。 Mikhail Fradkov
ロシア首相は翌日に予定されていたウクライナ訪問を取り消す。
05年11月23日
ガスプロムのアレクサンドル・メドヴェデフ副総裁、モスクワがガス供給を中断
するならウクライナを通過するパイプラインから自主的に供給すると宣言した
キエフを、’泥棒’’海賊行為’と明言。
05年11月24日
ウクライナ公営ナフトガス総裁Olexi Ivchenko、モスクワの最終警告を拒否。
05年12月9日
ウクライナ、黒海に停泊するロシア船の停泊料金引き上げ意向。
05年12月13日
ガスプロム社パトロンAlexei Miller、キエフが合意に署名しなければ翌年1月から
供給停止と警告。 しかしウクライナのパイプライン事業にロシアの参画を見越した
ロシア-ウクライナ-独の合弁事業をウクライナが提案するなら妥協の可能性ありとする。
05年12月14日
態度を硬化させたガスプロム、06年から1,000立方メートルあたりの価格を220-230ドル
に引き上げると通告。(前回の提示価格は50ドル)
05年12月15日
ガスプロム、ロシアからウクライナに供給されるガスの事業に関するウクライナからの
提案を拒否。
05年12月23日
キエフ、本件をストックホルムの商工会議所の委ねる提案を明らかに。
05年12月27日
Iouri Ekhanourovウクライナ首相。契約によると、ウクライナ領土を通過するロシアの
ガスの15%の権利をウクライナが有すると主張。 通過権の支払いに準じる分担であり、
さらにガスプロムが供給を停止した場合はウクライナが直接パイプラインから調達
できる余地を残すものであるとも主張。
05年12月29日
ウラジミール・プーチン露大統領、キエフに市場価格へ移行した価格としてキエフに
36億ドルの負債支払いを求める。 キエフは拒否。
05年12月30日
ヴィクトル・ユースチェンコ ウクライナ大統領よりプーチン大統領へ、ガス価格を
1月10日まで凍結させる提案。 ガスプロムは反対。合意が得られない場合は06年
1月1日より供給を中断すると繰り返す。
06年1月2日
http://www.repubblica.it/2005/l/sezioni/esteri/russiaucra/guerragas/guerragas.html
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参照 イタリアのエネルギー事情
みずほ情報総研 世界のLNGビッグビジネス 第11回: ENI
http://www.mizuho-ir.co.jp/kikou/lng041201.html