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(回答先: いじめ問題に「什の掟」問い合わせ続々(nikkansports.com) 投稿者 あっくん 日時 2006 年 10 月 29 日 18:26:57)
いじめ問題に「什の掟」問い合わせ続々 - 社会ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20061029-109918.html
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NN運動 江戸時代の「什の掟」とは(文)
http://www.akina.ne.jp/~ichi/nn/jiu_no_okite_bun_.html
「お話の什」6歳より9歳までの子供達が「お話を致します。」と言って次の心得を誓い合いました。
1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
2.年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ。
3.うそを言うてはなりませぬ。
4.卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
5.弱い者をいじめてはなりませぬ。
6.戸外で物を食べてはなりませぬ。
7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
「ならぬことはならぬものです。」と
座長(参会者のうちの最年長者)が1つ1つ読みあげると、座員はその都度、「ハイ」「ハイ」と頭を下げて拝聴する。「お話」がすむと、座長は厳かに座中を見渡して「何か言うことはありませんか。」と言って、昨日から今日までの間に、「お話」に違反したものの有無を問いただします。
その時もし違反したものがあると、座長はその違反者を座の中央に呼び出して、その事実の有無をたずねます。もし事実であると、どんな制裁を加えるかを相談して、適切な制裁を加えるのでした。
制裁には次のようなものがありました。
無念……ごく軽い罰で、座長からみんなに「無念をたてなさい。」と命じ られると、みんなに向かって「無念でありました。」と言ってお辞儀をし て、心からわびをする。
しっぺい…これには掌にやるのと、甲にやるのとの2通りがある。軽いほうは掌に、重いほうは甲にやった。実施の時は座長がよく看視していて、手加減を許さなかった。
絶好(派切るともいう)……一番重い制裁であった。一度派切られると、 父なり兄なりが付き添って行き、みんなにおわびをして、解除を求めなければならない。これは、めったには実行されなかった。
手炙り……冬火鉢の上に手をかざさせる。各人が自分の指先に鼻の脂をぬり、これを被告の手にすりつけたりした。
雪埋め……冬、雪の中に埋める。
とにかく、子供心に一番恐ろしかったのは「お話し」の後の、上記の審問でした 。
「遊びの什」…
「什」 は町を幾つかに、地域割りして組を作りました。このグループのことをいいます。天気が悪くない限り、お話がすむと、今度は皆戸外に出て,日没まで共に仲良 く遊びました。これが「遊びの什」です。
年長者が解散を宣言しない中は、一人で勝手に帰ってはいけません。たとえ親戚の人が遊びに来たからといっても、勝手には帰られませんでした。もし、早く帰る時は、父や兄なりが迎えにきて、許可を受けなければなりませんでした。
以上、(会津戊辰戦争……平石辨蔵著より)