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植草一秀教授、また痴漢行為疑惑で国策逮捕か?(山崎行太郎の毒蛇山荘日記)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/600.html
投稿者 JAXVN 日時 2006 年 9 月 15 日 12:23:04: fSuEJ1ZfVg3Og
 

皆様、こんにちは。
この「事件」、むしろ政治板のほうがふさわしいかと思いましたのでこちらに投稿します。
「植草一秀教授、また痴漢行為疑惑で国策逮捕か?


残念だが、どうなのだろう。現場の状況がよく分からないし、本人も否認しているようだから、本当のところはわからない。それにしても、この「女子高生(17)」とは何者なのか。また、蒲田署員に引き渡した「目撃していた乗客2人」とは、はたして単なる善意の、勇気ある乗客なのか? 是非とも知りたいものである。時期が時期だけに、つまり小沢民主党党首の無投票再選、安倍政権成立の直前…という絶好のタイミングだけに、また国策逮捕だったりして・・・。

実は、僕は植草教授の「社会復帰」にかかわった人間である。僕は、明らかに冤罪と思われる、いわゆる「手鏡事件」以後、早大教授の職を解かれ、マスコミでの活動も不可能になり、逆にマスコミの激しいバッシングの中で社会的蟄居を余儀なくされ意気消沈していた植草教授に、「社会復帰」を勧め、某勉強会に引っ張り出した当事者の一人である。

その後の植草教授の活躍は目覚しい。裁判も有罪ではあったが一応決着し、才能ある経済学者だけに、専門のエコノミスト、経済学者としても、名古屋商科大学教授、宮崎学主幹のメールマガジン「直言」メンバー等、社会的にも学問的にも完全に復権しつつあった。反小泉系、反政府系のエコノミスト、経済学者としての植草教授の役割も小さくない。

それだけにこういう、実体のない、曖昧な「微罪」疑惑(?)で逮捕拘禁されるとは、まことにザンネンなことである。僕は、早稲田のリーガル・ホテルで行われた「直言」(「宮崎学編集のメールマガジン」)の創刊記念パーテイ以来お会いしていないが・・・。

「痴漢で植草教授を逮捕 「覚えていない」


 電車内で女子高生(17)に痴漢をしたとして、警視庁は14日までに、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、元早稲田大大学院教授で名古屋商科大大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)=東京都港区白金台=を逮捕した。

 「酒を飲んでいて覚えていない」と供述しているという。

 調べでは、植草容疑者は13日午後10時10分ごろ、京浜急行品川−蒲田間の快速電車内で、神奈川県内に住む私立高校2年生の女子生徒のスカートの中に手を入れ、下半身を触った疑い。

 女子生徒が「やめてください」と声を上げ、目撃していた乗客2人とともに取り押さえ、蒲田駅で駆け付けた蒲田署員に引き渡した。

(共同通信)」

●宮崎学氏の見解。

http://www.miyazakimanabu.com/

 「植草一秀さんの事件についての見解を取り急ぎ発表する。

(近日、「直言」上でも別見解を発表予定)

大衆迎合的人道主義と植草一秀「事件」  9/15 宮崎学


 「直言」の執筆者で、その経済分析で異彩を放っていた植草一秀さんが昨日(9月13日)夜、東京都迷惑条例違反容疑で逮捕された。

 植草さんに接見した弁護士によると、植草さんはその容疑を否認している。

 さて、9月14日の朝になって、この「事件」についてメディアからの取材が、「直言」の責任編集長ということもあり、私に集中している。それらに一社ごとに対応することが不可能なので、ここに私の見解を明らかにすると同時に他の「直言」執筆者の方々の意見を緊急に求めて、「直言」としてどうするかを決めていこうと考える。そして、ウェブ上でその議論の過程も公開しようと思う。

 ところで、私が知るかぎりにおいて、植草さんをめぐるこの種の「事件」は今回だけではない。数年前にも全く同様の事件があった。

 こうしたことから、私のところに取材に来たメディアは、「一度ならず、二度までもこんな事件を起こした植草さんをよく知る宮崎さんは一体どう考えるのか」というものであった。こうしたことに対して私は以下のようにコメントする。

 「こうした事件が起こるとメディアは、『ひどい』とか『許せない』という価値基準を前提として、個人の『道義』の欠如を責める報道を洪水のように行う。その根底には私が「直言」上で指摘してきた(戦争責任とメディア その5を参照されたい)、大衆迎合的人道主義がある。私はこの大衆迎合的人道主義こそが現在のメディアが陥っているもっとも劣悪な傾向であると考える。

 そうしたことから、今日の「事件」についてメディアが前提とする「常識」がどの程度「立派」であるかを見届けようと考えているし、明らかにそうした傾向のもとに報道されるものには「協力」する気はさらさらない。

 ところで、植草さん個人については、ふりかかる火の粉ということでもあろうし、その火の粉は自らが払われるであろう。それこそ、かつてこの国のメディアが大好きだった「自己責任」として追及されることと思う。

 その結果、仮に植草さんの主張がとおらず、前回の事件と同じ残念な結論になったとしても、「直言」上で示された植草さんの意見の価値がいささかも減殺されることはないと私は考えるものである。そうしたことから、可能な限り植草さんには「直言」上で健筆を振るっていただきたいと考える。

 私はこの国のメディアおよびメディア関係者が、他人の「道義」を云々できるほど高潔であるとは思えない。

宮崎学

2006年09月15日」

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20060914

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