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(回答先: 日本版CIAを考えるのなら、まずは、911事件への国家としての対応 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 8 月 31 日 15:46:25)
対応には紛争処理と紛争予防との双方がある。
紛争処理として、武器庫の空爆などがあったのだろう。
しかし、生物化学兵器の所在確認などの点で不徹底であったことは、湾岸戦争時に
アメリカ兵に起こった悲劇をドキュメント化した「ガルフウォー」(GYAOドキュメン
トで放送されていた)などを見ていると良く分かる。 武器庫の爆発によって家族を
原因不明の病として死亡に追いやられた遺族がいたとすれば、以後、テロリストと化
すだろう。 冤罪にも拘わらず、一瞬にして人生が吹っ飛んだわけである。 無理も
ない。
紛争予防であるが、根本問題の解決に向けて何か前進があったであろうか。
「OH MY NEWS」を盛り上げるために頑張っている鳥越俊太郎氏もTVでのコメント
として述べていたが、テロの原因は漠然とした政治的見解の相違や宗教上の見解の
相違だけにあるのではない。 特に後者の問題に付いての証明がネット上でのイスラ
ム教開祖ムハンマドの紹介にも現れている。 ムハンマドが受けた神の啓示の内容は
聖書の内容と一致している点、「最後の説教」には『神は一人の男と一人の女からお
前達を造り民族とした。神が愛でるのは敬虔な者である。アラブが非アラブにまさる
とか、白人が黒人にまさるとか、そういうことは一切無い。みな平等であって、神は
敬神さのみで人を評価するのだ』と平等主義の精神が現れている点が動かぬ証拠だと
いえる。
http://www.ffortune.net/social/people/world-mid/muhammad.htm
原因は他にある。 紛争処理の面で述べた様な件のけじめは、日本と朝鮮、中国が
揉めた様に根が深いだろう。 しかし現実には、その様な問題など視界に入らずとば
かりにイスラエルとイスラム勢力とで相変わらず戦争を行ない、停戦合意があった後
のイスラエルの一撃は日本人でも周知のパターンである。 むしろ、紛争処理を避け
るために紛争を行なっているとさえ言いたくもなる状況で目を覆うものがある。 紛
争予防措置も前に進んでいるとは感じられない。
この様に紛争予防措置、そのための紛争処理が徹底して行なわれない限り、人間の
当然の心理として報復、復讐が繰り返されることになるのではないか。
私にはそう考えられる。
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