★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK26 > 169.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
日本版CIAを考えるのなら、まずは、911事件への国家としての対応を反省すべきである。
いかのような国会質問もあったのでる。
----------------------------------------------------------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aiaiai-84-aku423.html
日本でも元検事の国会議員が911テロ証拠示せと首相に質問を明記し評価問う
[中略]
10月24日参議院「テロ法案」連合審査会の質疑要旨
「国連中心で問題解決を図るべき!」
参議院「テロ法案」連合審査会の質疑要旨(2001/10/24)
佐藤議員
テロ事件後の各国の対応をみると、第一次世界大戦の教訓が生かされているのか疑問である。第一次大戦は、オーストリア皇太子がテロリストに爆殺されたことが発端となった。また明治24年に起きた大津事件では日本を訪問中のロシア皇太子を日本人警官が斬りつけたが、日本政府の「犯人を死刑にせよ」という要求を当時の大審院院長の児島惟謙が断って司法権の独立を守った。ロシア側もこの時の日本側の対応について異を唱えて攻め込むようなことをしなかった。また第一次大戦後、国際連盟をつくって平和裏に穏やかに紛争を解決していこうと提案したのは当時のアメリカのウイルソン大統領だった。これらの歴史的事実に対して総理はどう思うか。
小泉首相
非常に参考になる歴史的な背景を説明いただいて、改めて歴史に学ぶ重要性を感じ、感心しながら拝聴した。
佐藤議員
国際連盟は満州事変の調査のためリットン調査団を派遣して報告書を出したが、日本はこの結果に不満で国際連盟を脱退した。
今回のテロに対しても国際連合が積極的に乗り出すべきだ。国連が自ら調査会をつくって証拠の提出をアメリカに求めたり、調査団をアフガニスタンに派遣して、それをもとに犯罪者を裁判にかけるべきである。
国連中心で事態の解決を図る、ということを首相からブッシュ大統領に働きかけていくべきではないか。
小泉首相
テロの証拠などについて私はアメリカから情報提供を受けてきた。情報を総合的に判断してウサマ・ビンラーディンがテロに関与していると考えてよい。国連安保理決議で身柄を引き渡すようにタリバンに要請したが、向こうが応じないので仕方がない。
佐藤議員
アメリカが被害者の立場で犯人に対して「出てこい」といっても、それに応じる者はいないだろう。第三者的な立場で国連が乗り出して、当事者双方の言い分を聞いて紛争解決に努めるべきだ。国連自体が問題解決に取り組むよう、日本が精力的に動くべきである。小泉首相も歴史に残るような提案をしてアメリカを説得し平和的な解決方向に導いていくことを考えたらどうか。
[中略]
参議院の「有識者」議員の伝統を継ぐ第二院クラブから推薦されて立候補した「専門家」である。この司法界の専門家の質問を、他の野党が、いかに援護したのか、発展させたのか、を点検すると、まったくのゼロである。野党で最大部数を誇る日刊紙、日本共産党の中央機関紙『しんぶn赤旗』には、この質問と答弁が、まったく載っていなかったのである。日本共産党は、この時期、わが電網宝庫に膨大な記録があるように、「テロ糾弾」で「良い子」になるのに夢中になっていたのである。ああ。民主主義、自由と民主主義、これも日本共産党の最近の看板なのである。
[後略]
----------------------------------------------------------
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK26掲示板