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(回答先: GHQ資金で反共工作〜旧日本軍幹部の「河辺機関」 [USFL/共同] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 29 日 00:48:24)
□「河辺機関」に関する米公文書の要旨 [秋田魁新報/共同]
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006081201003480&genre=detail
■詳報
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「河辺機関」に関する米公文書の要旨
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【ワシントン12日共同】「河辺機関」に関する米公文書の要旨は次の通り。
▽1949年5月20日付メモ1(秘密、発信者、受信者はなお機密扱い)
一、「タケマツ」は連合国軍総司令部(GHQ)の参謀二部(G2)が進める秘密情報作戦のコード名。国内の情報活動(マツ)と国外での情報活動(タケ)からなる。
一、活動全体がG2の資金で賄われる。
一、タケマツ作戦の中心人物は河辺虎四郎、有末精三、辰巳栄一各元中将ら。米側の作戦指揮者はウィロビー少将、レイシー大佐ら。
一、48年9月25日にレイシー、河辺、辰巳らが会談。河辺は活動経費8万7000円を要求。
一、48年10月9日にレイシー、河辺らが会談。第1回の支払いとして3万7000円を河辺に支給。
▽49年5月20日付メモ2(同)
一、48年11月20日、レイシー、河辺、有末らが会談。
一、河辺がレイシーに南日本でのタケ作戦の概要を説明。
第1段階 (山口県)防府を拠点に工作員を南朝鮮(現在の韓国)へ派遣、38度線を越え、北朝鮮と満州(現在の中国東北部)の情報を伝える。防府のビジネスマンの貿易ルートを利用。
第2段階 対馬への情報拠点設置が可能。南朝鮮からの密貿易に使われており、日本人工作員の南朝鮮潜入に利用。ソ連船の情報獲得のため対馬の漁民を工作員に雇うことも可能。
第3段階 米の無線機を使用。中国、朝鮮、ロシア語の放送を傍受。
一、レイシーは必要な機材を用意すると約束。
一、河辺は南日本での半年間の経費として390万5000円を提示。
一、河辺は北日本でのタケ作戦の概要を説明。
(1)北日本での作戦は49年4月に開始。本部を北海道・美唄に、支部を札幌、函館、礼文島に。
(2)樺太(現在のサハリン)在住の信頼できる日本人に接触。(樺太や千島からの)帰還者を工作員にして送り返す。万年筆や時計の密輸ルートをソ連領内に開拓。意図的に船を難破させ船員をソ連領内に送る。周辺海域を高速艇で監視。無線傍受を実施。
一、河辺は北日本での半年間の経費として596万2000円を提示。
▽49年5月20日付メモ3(同)
一、48年12月3日にレイシーが河辺らと会談、ウィロビーが北日本の作戦に集中することを求めていると説明。ただ朝鮮への潜入も了承。
▽53年1月16日付の情報報告(秘密)
一、G2が52年12月、河辺に次年度には関連予算が計上されないと通知。河辺は突然の決定に憤慨、機関の活動を公にする意向。
一、河辺は機関解体を見越し、G2の決定前に、15人を保安隊に入隊させていた。
▽有末元中将の個人情報データ(59年9月15日付、秘密)
一、48年末ごろ、ウィロビーが河辺機関として知られることになる情報組織創設を要請。下村定、河辺らが参加。
(2006/08/12 18:16)
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