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(回答先: 「国家のために進んで戦場に赴く」と回答した比率 投稿者 kerogaso 日時 2006 年 7 月 30 日 21:57:15)
「そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、
二つのことをきめました。
その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさ
いもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないの
です。これを戦力の放棄といいます。『放棄』とは『すててしまう』ということ
です。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正し
いことを、ほかの国より先に行ったのです。世の中に正しいことぐらい強いもの
はありません。もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争
によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということを
きめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようということです。
なぜなら、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすような
はめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすよ
うなことは、いっさいしないことにきめたのです。それを戦争の放棄というので
す。そうして、よその国となかよくして、世界中の国が、よいともだちになって
くれるようにすれば、日本の国は、さかえてゆけるのです」。
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