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かなり昔のデータ-ですが、1982年に実施されたアメリカ・ギャラップ世論調査
によると、「国家のために進んで戦場に赴く」と回答した比率は以下のようでし
た(毎日新聞1982年5月20日より)。
アメリカ 71%(1位)
イギリス 62%(2位)
西ドイツ 35%
イタリア 27%
日本 22%(15位)
敗戦国と戦勝国の差、および戦争についての規定の差が出ているのでしょうか
(西ドイツ基本法とイタリア憲法は侵略戦争の禁止を定めているが自衛のための
軍備は認めている)。戦後日本の平和教育の成果でしょうか。あるいは深く考え
ていない人が多いのでしょうか。下の記事を見る限り、現在でも日本の状況はあ
まり変わらないように思えます。
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【ファンキー通信】「戦争が起こっても、戦いません!」が世界一の日本
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2261170/detail?rd
今年で戦後61年目を迎える。戦時中、若者は国のために戦うことが名誉だった
が、現在の若者は戦争が起きた時、国のために戦うのだろうか。
電通総研と日本リサーチセンターがまとめた「世界60カ国価値観データブッ
ク」の統計によると、“もし戦争が起こったら国のために戦うか”の問いに「は
い」と答えた日本人の比率は15.6%と参加国36カ国中、一番低いという結果が
出たのだ。「わからない」の回答比率も37.7%と世界第1位を記録。ちなみに
「はい」と回答した比率の低い第2位はドイツ、3位はスペイン、5位はオース
トラリア・・・。
“愛国心がなさすぎ!”とか“命を惜しんでる”“若者が軟弱になった”など
批判されそうだが・・・。この件について独自にアンケート調査をしたところ、
「国のために戦う? 絶対ヤダ」(17歳・女子高生)、「死なないならいい」
(20歳・男子大学生)、「まず行かないっすね〜」(19歳・たたみ職人)などの
意見が見られたのも事実。
「そもそも日本は憲法で戦争放棄をしています。私たち日本人は、戦うという
ことを国の決まりで禁止されて育ってきた。それなのに突然、国のために戦いま
すか? と聞かれても、困るでしょう。わからないと答えた人が大半なのもそれ
が主な理由ではないでしょうか?」(某大学政治経済学部教授)
戦時中の日本を忠実に再現したマンガやドラマで戦争の悲惨さを伝え知った世
代。彼らが戦争を避けたい気持ちになるのは当然なのではないだろうか。
なにはともあれ、戦争のないピースフルな日本であるように、これからも祈る
ばかりだ。(平田桃子/verb)
文中で紹介した統計結果が掲載されたWebサイト
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/5223.html
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