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(回答先: その手は桑名のプロレス政治(BLOG BLUES) 投稿者 片瀬テルミドール夏希 日時 2006 年 7 月 08 日 13:07:56)
http://luxemburg.exblog.jp/3774962
ワールドカップになるとにわかサッカー解説者、ミサイル事件があればにわか軍事評論家、いっぱい出てくるので、うんざりだが、私は先に言っておくけど何もわからない。たとえばアメリカはイラク戦争の時に大量破壊兵器をもっているという情報を出したがウソだった。問題は、「探してみたけどなかった」のではなく、確定的にないことを知っていて攻撃に及んだと思われることだ。
だから、アメリカは軍事情報については絶対に本当のことなど言わない、実際911以降、アメリカは今後戦略としてウソを発表すると言っているのだから。そして日本に対しても本当のことなど言わないだろう。日本は向こうからすると「カモ」に過ぎないのだから、本当のことを言うより、欺してミサイル防衛システムを買わせた方がトクだからだ。大体何発撃ったか、どこに落ちたか、ということすら情報が錯綜している。
だから巷にでている情報はほとんど「釣り」といっていいと思う。佐藤優さんのように、直接の当事者に近い人から情報が入るという人以外は、北朝鮮の意図とか、これからの動きなど予測しても仕方がない。3発目がテポドン2だったかどうかもわかったものじゃないし、それが失敗だったかどうかについても、アメリカのいうことだから、白紙としておく。
自分なりの視点で考えるしかないだろう。
◆ 誰が一番トクしたか
第3位 金正日ちゃん
軍事的緊張はみんな支配者のやりたいところ。
もちろん、国民は戦争を望みませんよ。運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、そしてその点ではドイツでも同じことです。政策を決めるのはその国の指導者です。……そして国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやりかたはどんな国でも有効ですよ。(ニュルンベルク裁判のGoering)
まあこんな抽象的なことを言っても仕方がないが、北朝鮮の体制は結構揺らいでいるのではないか。経済的には、中国開放政策を一部まねてうまくいっているという人もいるようで、そうなれば当然民衆は自由を求めるし、それに呼応した動きも出てくる。危機を煽りたい。北朝鮮としては表向き経済制裁されたりしてもかまわない、裏からお金が入った方が支配層だけ潤ってうれしい。
今回の花火代がどういうルートで支配層に流れ込むかというのはわかりにくいが、統一協会には要注目という気がする。でも注目しようと思っても安倍晋三ちゃんが統一協会の式典に祝電を打ったこと
http://hamnidak.exblog.jp/3573786/
も含めて報道されないんだよね〜。
多くの評論家が「北朝鮮にとってなんのトクにもならないこと」と言うけど、国民が何人飢えて死のうと、世襲政治家なんて、王家の維持だけ考えてるにすぎないのだろう。だから、国にとって大損でも王家の数十人が潤うだけのお金で安く動かせる国なのかもしれない。
米国産牛肉の輸入再開で何人国民が死のうと、「改革」を進めて、弱者が何万人自殺しようと、自分がアメリカにほめられて地位を維持できれば別にいい、なんて考えてる政治家じゃなくて、日本人は本当にしあわせ。
第2位 安倍晋三ちゃん
テレビで引っ張りだこ。小泉さんは「プレスリー邸訪問の時でなくてよかった」というボケをかまして、"卒業旅行が楽しかった"モードだが、安倍ちゃんは営業に大忙し。
小泉さんは、日本国民の命より自分の卒業旅行の思い出が汚されないことの方が大事なのか、それともこの言葉からみると、今回のテポドン事件は日本国民の命などとは関係のないただの政治ショーだと知っているのか、このあまりの緊張感のなさから考えて後者の割合の方が高そうだ。
もちろん、合同結婚式で有名な、そしてそのあと花嫁が姿を消した、という不気味な統一協会に祝電を送ったことなどテポドンとともに吹き飛んだ。
申し訳ないけどアジア協調外交なんてなまっちょろい(?)ことを言っている福田さんは影が薄くなってしまった。
撃ったのがほとんどスカッドミサイルだとしたら、すでに90年代前半に発射実験が終了したものであって、そもそもなんの新鮮味もない。結局一種の「安倍祝砲」だったに過ぎない印象もある。
第1位 ブッシュちゃん
おそらく、ミサイル防衛システムを売りつけたいアメリカ、そしてその開発に一枚かんでいる一部の日本企業(アメリカとだけ契約すればまだしも、日本企業を一部使ってライセンス生産などの手法をとることによって、両方を潤すためいっそうコスト高になっているらしい)。アメリカが売りつけてくるのは旧型だ。ほとんど当たらないらしい。しかもまずいことに沿岸地域におくとすぐにさびて、また新しいのを買わなきゃならんらしい。
ブッシュちゃんも、できれば今回のことで、ニセ愛国心でも高めて大統領への忠誠を誓う勘違い野郎を増やしたいだろうから(無理だと思うけど)、せいぜいがんばって利用したいところだ。
国民に福祉と安心を与えれば、国民は郷土と母国を愛するようになるだろう。
国民に貧困と恐怖を与えれば、国民は国家と支配者を愛するようになるだろう。
luxemburg「心の玉手箱」より
(なんと、勝手に名言集をつくってるよ、こいつ。勘違いブロガーNo.2だな。え、第1位は誰?)
おそらく後者の「愛国心」はコストと時間が100分の1だろう。
ホントはほかにも、トクしてる国がある気がする。アメリカの防衛システムの裏をかくようなものを開発してる国。でももう少し考えてから。
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