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(回答先: 安倍・トリューニヒト統一協会祝電事件 [誰かの妄想] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 16 日 10:10:25)
□安倍晋三は以前から統一協会に祝電を送り続けていた [きまぐれな日々]
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-61.html
安倍晋三は以前から統一協会に祝電を送り続けていた
ハムニダ薫さんの《 安倍晋三、統一協会合同結婚式に祝電 》をネット上に広げようキャンペーンは、あちら側の人たちを震撼させている。
http://hamnidak.exblog.jp/d2006-06-13
ネット検索したら、あちら側の人たちのさまざまな反応がわかって面白い。
たとえば、冷笑的に「なんだ、サヨクはそんなこと(安倍晋三と統一協会の癒着)も今まで知らなかったのか」みたいなことを書く輩は、政権政党と統一協会の癒着を容認していることを自白しているも同然だろう。
もっとも私も、安倍が統一協会に祝電を送ったことを知って動揺している人たちに対しては、「なんだ、ネットウヨはそんなことも知らなかったのか」と思ってしまう(笑)ので、同類なのかもしれないけれど。
そしてひとつ、面白い記事を見つけた。
http://ameblo.jp/disclo/entry-10013629824.html
これは、ネットウヨたちの動揺を鎮めようとしているかのような記事に見えるが、今回の件が明らかになってから、私がずっと疑っていた「あること」が事実であることを証明する、貴重な記事となっている。
それは、安倍晋三の統一協会への祝電は、何も今回が初めてではなく、十数年前からずっと送り続けられていたということだ。
祖父や父の代からの癒着である以上、当然想像がつくことなので、実は私自身その証拠を探していたのだが、なんと、あちら側の人がわざわざ書いてくれたのだ。
安倍晋太郎の死去が1991年、安倍晋三の初当選が1993年7月だから、おそらく93年か翌94年からずっと、安倍晋三は統一協会の総会に祝電を送り続けていたと推測される。
この記事を書いたあちら側のブロガー氏は、統一協会は確かにカルトだけれど、共産主義からの防波堤としては利用価値があった、左翼論壇全盛期だった80〜90年代には、ブロガー氏いわく「世界日報」くらいしか(氏の言う)「正統派」の意見を掲載してくれるメディアはなかった、現在の統一協会は、カルト宗教の部分と、正論を発信する部分と、北朝鮮と親密な部分などから成る、などと論じ、これによって安倍晋三の統一協会への祝電を正当化している。
この論理は、私の頭では何回読んでも、どうしても理解できない。たとえば、統一協会をオ○ム真○教に置き換えてみれば、この議論のおかしさがよくわかるだろう。
ましてや、安倍が祝電を送った今回の総会というのは、合同結婚式という、統一協会のカルトな部分を象徴するイベントを兼ねているのだ。
そもそも、右翼ジャーナリズムが力を増してきたのは70年代半ば以降であり、「産経新聞」「正論」「諸君」など、右派の論者が論文を掲載する場などいくらでもあった。それらを無視して「世界日報」しか正論を掲載してくれる場がなかった、と主張するブロガー氏の意見は、いかにも奇異だ。
しかも、このブロガー氏は、統一教会系の総会では毎回こうした電報が披露されていると明言しているのだ。
なぜ、ブロガー氏はそんなことを知っているのだろうか?
最後に、笑えたのは、このブロガー氏の記事によって、心の平安を取り戻したネットウヨたちが結構いるらしいことだ。
私には全く理解できない論理を、たちどころに理解できる、頭脳明晰な人たちなのであろう(笑)。
□関連記事
▽統一教会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電 [きちが石根]
http://ameblo.jp/disclo/entry-10013629824.html
2006-06-14 20:15:18
統一教会に安倍晋三官房長官ら自民党幹部が祝電
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-13/2006061314_01_0.html
(赤旗)
まずいくつかの注意点があるので整理する必要があります。
そもそも統一教会というのは複雑で多面的な側面を持つ組織だということです。
安倍さんと統一教会のつながりは
APACL(アジア諸国人民反共連盟)での祖父岸信介の役割から見なければなりません。
また中曽根大勲位も参加します。
そして国際勝共連合の存在です。
このあたりはすぐに調べられるので割愛しますが
そもそも統一教会はもともとあった宗教団体を
韓国の朴政権とCIAが反共防共組織として改造したことからはじまります。
そのころの我が国は、学生運動・共産社会主義運動とまさに左翼時代でした。
日本の保守陣営は国際的な防共ネットワークとの連携の必要性を強く考えたのです。
そこで先のAPACLと連携するわけですが
APACLは蒋介石と李承晩の呼びかけで誕生した反共ネットワークです。
まさしく反日ネットワークであったのですが、それでも連携しなければならないほど
当時の国内の左翼運動はすさまじく(というよりコミンテルンの組織力)
まさしくワラをも掴む思いの防共ネットワーク構築でした。
そんな背景で生まれたのが勝共連合です。
勝共連合は日韓の統一教会が母体として生まれました。
というより両国の反共活動のために統一教会という組織を利用したと言う事です。
しかしその後我が国のラジカルな左翼時代は急速に収束していきます。
経済成長を背景とするノンポリ・リベラル時代への変化です。
その後我が国では何が起こったかというと、
緩やかなライトパージ、
つまり「反東京裁判史観」や「所謂ナンキン大虐殺の否定」など
保守論壇の情報発信の場は急速に失われ、
正論派の存在はメディアから排斥されていきます。
いまでこそ正論派の論壇は各方面で活躍していますが
80-90年代は情報発信の媒体がほとんどなかったのです。
その中でそういった正論派の意見を掲載し続けたのが
統一教会・・というより勝共連合機関紙の「世界日報」ぐらいしか
なかったのです。
宗教団体としての統一教会はまさしくカルトですが
そこから派生した防共ネットワークはある意味、
現在の所謂右傾化?=正常化への揺り戻しまでの
貴重なつなぎ役になっていたとも言えます。
以上の背景からみて
現在の統一教会関係団体は
・もともとの組織であるカルト部分
・防共ネットの中から生まれた正論セクション
・それに反発する新しい親韓親朝グループ
etc・・・わけのわからない組織になってしまっているのが実情です。
さて、話は戻って
安倍さんの電報ですが
岸さんの代から続いています。
いや、厳密に言うと「サクラ打ち」という奴です。
あとは想像できると思いますが
一々何かあるごとに電報を打ち合うような関係は今はありません。
ただ、こういった歴史背景がありますから何十年と暗黙の了解があるわけです。
ええ、統一教会系の総会では毎回この「電報」は披露されていますよ。
少なくとも十数年まえから。安倍さん以外に中曽根さんとか中川さんとか・・・・・・・
ではなぜこの時期に赤旗が取り上げ、全国扱いになっていったか・・・・
そりゃもうすぐ総裁選だからです。
別に安倍さんの擁護のつもりはないですが
時代背景を知らないと漫画みたいな話になってしまいますので。
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