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衝撃的な真実はやっと公に。「幼児への性的暴力はアボリジ二ー文化」として政府は放置。(オーストラリア)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/396.html
投稿者 東京音頭 日時 2006 年 5 月 24 日 14:44:16: lg2/OnhcbNSWg
 

都市のアボリジニーは、映像にもなり、昼間から公園でビールを飲む姿は知られています。が今回公になっている、幼児への性的暴力は 都市から離れた、アボリジニーの住む、貧しい村々で 日常茶飯事に起きている事件です。もう何十年も前から 保健士や、専門家から指摘されてきたにもかかわらず、政府は、”文化”の名のもとに、無視しつづけてきました。
私は、ニュージーランドの先住民マオリたちの 貧しい町の日常の姿は、身近に見ていましたが、これほどの激しい事実には、衝撃を覚えました。
自分達の土地を奪われ、文化、誇りの一切を奪われ、夢、生きがいをなくし、ただ生きているだけ、のような先住民の町のこの出来事に、昔、一部の英国人ブルジョアの冒した犯罪が 今でも多くの人を苦しめている事実を、見つめざるをえません。

関連投稿が 社会板にありますので、(1歳の赤ちゃんが強姦される、というタイトルです。)
よかったら、お読みください。


http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,20876,19159292-28737,00.html

 ジョン ハワードがクイーンズランド、ケープヨークのウェイパ近くにある、アボリジニーの町、Napranum と Aaurukun を訪れた時、バーベキューをしていた彼に、ケープヨークの医者、ララ・ウィランドが話しかけた。国立「空の医者サービス」で 4年間ケープヨークで働く彼女は、首相に、ケープヨークでの性的暴力に対する対策がなさすぎる、と語った。 彼女は首相に、10枚つづりの手紙を渡した。それには、いままで起こった性的暴力事件や、それについて、彼女と彼女の同僚らの考えた解決策などが、書かれていた。2003年8月3日のことである。しかし、その後、何もなされなかった。後に、ウィランドはクイーンズランド保健省から圧力がかかり、仕事を辞める。現在は、ケアンズ近く、アサ―トン テーブルランドの先住民保健機構で働き、保健政策立案のための機関、ノエル・パーソン保健機関の手伝いもしている。               
彼女が首相に手渡した手紙には、こう書かれてあった。 

  遠隔地にあるアボリジニーの町の子供達は継続的に性的暴力を受けています。なぜ継続的か  というと、クイーンズランド先住民省に渡される、医者の事件に関する報告書が、警察に伝  えられないからです。さらに、子供に対する性的虐待と放置は、コントロールできないほど  ひどくなっていて、さらに、アボリジニーの町の最も若い女児が性的暴力の対象になってい  ます。                     

彼女は、若くて5歳の女児が伝染病にかかったことや、しかしクイーンズランド保健省が子供達に性病検査を受けさせないように奨めている事等を報告した。彼女は続けた。

  医者達は、(クイーンズランド保健省から)性病検査は、子供にはっきりした徴候が 出   てるときのみ行うように、また、たとえそうでも、なるべく行わないように と言われてい  るのです。そんな事実にも拘わらず、私は、5歳、6歳のこどもを含めた性病検査結果をた  くさん持っています。それには、Chlamydia も含まれます。

何十年もケープヨークの先住民たちのために働き、村の人々から高い尊敬を受けている 医者のグループがある。クライブ・ハドフィールド、リチャード・へツルウッドらだ。彼ら全員が、継続的にアボリジニーの村の性的暴力に何かしらの手をうつべきだ と訴えてきたが、無視されつづけた。

1999年、アボリジニー研究の専門家、ボニ・ロバートソンが、クイーンズランド州内すべてのアボリジニー町の代表の女性50人を集め、調査を行った。実際、何人かの女性は、各村の委員会へ 性的暴力や、アルコール問題などの解明のため、女性何人かを派遣した。しかし 彼女らは、すぐに引き返させられた。男性の村の委員会のメンバーらは、彼女達の調査の目的を知ると、彼女らに乱暴をし始めたからだ。ともかくも ボニや女性らの努力により作られた報告書は、2000年、クイーンズランド州議会で取り上げられた。国全体の円卓会議でも、彼女は承認として出席し、円卓会議では、アデレードやキャンベラの性暴力や犯罪防止の対策を含め、暴力に対処する政策が作られた。
そして、何か変わったか? いいえ、何も変わらなかった。
10年、クイーンズランド州政府の仮出所関係の部署で働いてきたボニ・ロバートソンは、性犯罪におけるアルコールの危険性を指摘した。「私のところに来たアボリジニーの男性は、例外なしに言ったわ。アルコールが自分の犯罪に影響していると」。「こどもへの性的暴力以上の悪い犯罪を思いつく?私は思いつかないわ。これを、アボリジーの文化だなんていう意見は、絶対うえいれられない。私は、警察は裁判所の役人に、これは重大な犯罪だ と受け入れてもらうために、闘わなければならなかった女性を何人も知っています。」「こどもへの性的虐待文化なんて、この世界のどこにもないでしょう。」「私は、ただ。このような 身の毛もよだつようなホラーストーリーを 未だに聞かなければならないことと、それに対して何の方策もとられていないことが、信じられないのです。」「私達は、私達が住む社会で、このような事が何故起こるのか をよく考えなくてはなりません。又、なぜ、アボリジー社会で、アルコール中毒があるのかを。

“政策と指導のケープヨーク機関”代表、パーソンズは、ボニのいう事に、同意した。

子供に対する、身体的、性的虐待はどの社会でも非難されるべきものであり、こういう状況を放置し、こどもが暴力のえじきになることを見過ごしている親の行為も、犯罪に匹敵する。知れ渡っている事実は、被害を聞いた警察は、聞き取りに行った先の被害者の家族から、何も知らない、と言われるとすぐあきらめ、実際、調査を打ち切ってしまうことだ。私は、きちんとした調査のため、クイーンズランド政府に アボリジニーの町に、アボリジニーの老人を含む 合法的調査団を組織し、派遣して欲しい、と要請したのに、政府は無視した。それだけではなく、援助もしなかった。私は、調査団に法的力を持たせ、町の人々から暴力や非難をされないために、政府に法律の改正を提案したのに、政府は動かなかった。なぜ尊敬されるべきアボリジニーの年配の女性が 道を歩きながら、非難の言葉をあびせられるのか。彼女が、調査団として アボリジニー社会のために何かをしようとしているだけなのに。

2004年1月30日 クイーンズランド州選挙の一週間前、12人のアボリジニー母親、祖母、保健士が クイーンズランド南に位置する、Cherbourg に集まった。彼女達は多くの体験談を語った。ある女性は話す。彼女の3歳の孫が性的な乱暴を受け、梅毒に感染した。乱暴した男性は逮捕されたけれど、すぐに釈放された。証拠不十分だというのだ。「3歳の赤ん坊が性病に感染しているのに、性的乱暴以外の原因が考えられますか?」。保健婦のラリアン・ヘイズは、Cherbourg の町は 寄生虫と略奪者に侵略されてしまった、と言った。「昨年  我々の知っているだけで、20件の深刻な子供への性的暴力があった。報告されないもっと多くの事件があったに違いない。クリスマスまで後2週間だ。」

この会議のリーダー、リリアン・グレイによると、性的暴力で逮捕されたアボリジニーの男性らはすぐにもどってくることを許される。そして、たとえ、もうしないようにと命令されていても、決して守らず、再び性的犯罪を犯すのだ。それをアボリジニーの女性は知っている。おそるべき数字が、会議参加の女性から指摘された。実はこの20年間、アボリジニー男性のレイプは、一件も裁判になっておらず、ひとりのアボリジニーも陪審員として選ばれていないのです。その女性らが、個人的リスク覚悟で指摘する。「白人の陪審員は全員 黒人女性へのレイプを 何か、受け入れていい行為と考えているのです。」リリアン・グレイは、状況はよくなった と言う。被害女性やこどものためのシェルターが供給され、警察を含む政府が、事件が起こったら、女性の団体に報告する義務もあるので、犯罪を犯した者は逮捕されるようになりました。グレイは 女性やこどもへの性暴力事件を公にしないことが文化だ。と言われてきた状況を、あざ笑った。

  「私の文化の理解は全然違うわ。もしこどもへの性暴力があったら、すぐに犯人を捕まえ
  て、彼のコック(男性の性器)を切り取りなさい。これが文化よ。」

タウンズビル出身のアボリジニー女性で もっとも長い経験のある看護士、グレイストン・スモールウッドは、まだ、遠隔地のアボリジニー村で、子供への性的暴行が頻発し、何も対策がなされていないことに、ぎょっとした。彼女は言う。

  すべての暴行者は罪に問われるべきです。法廷で、法の裁きを受けるべきです。こどもへの  性的暴力が文化だという意見は、Bullshit (糞食らえ のような意味)です。真実はね。  アボリジニーの女性は、真実を話す事を恐れているのよ。男の子で、性的暴力を受ければ、  彼自身大人になれば、暴力をする側になるだけ。私は タウンズビルで、11歳半の女の子  が妊娠し、こどもを出産したのを見たわ。ぞ〜 としたわ。赤ん坊が赤ん坊を産むなんて。  私はこの少女を性的乱暴された人として扱い、性病検査もしたわ。だって、性的な行為以外  で、少女が妊娠するなんてありえないでしょう。少女のまわりの人ともはなしたけれど、と  にかく誰も罪に問われなかった。もし ある年齢以下の少女が妊娠したら、または、性病に  罹ったら、誰かが 罪に問われるべきです。もし私たちが、強く、健全な社会を欲するな   ら、こういうことは、公にして、闘うべきでしょう。私は、看護士になって、1967年以  来遠隔地のアボリジニーの町を回ってきたけれど、こういうこどもへの性犯罪に対して何も  なされてこなかったことに、心の底から怒りを感じ、いらいらするのよ。こういう犯罪に対  してどうするのか、責任者が答えない。責任者は始めの頃は、逃げたのよ。だから、犯罪は  繰り返し行われたのです。若い被害者たちは、助けを求めて誰か頼れる人を探すけれど、結  局だれも助けてはくれない。一体何をしたら、彼女達を助けることのできる人が出てくるの  でしょうか。

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関連投稿 (社会板)

1歳の女児強姦、衝撃的な事実 アボリジニーの町
http://asyura2.com/0601/social3/msg/110.html

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