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(回答先: 小沢断罪「小泉政権の本質はホリエモン結末と…」 [夕刊フジ] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 26 日 18:17:07)
□5周年の小泉政権、「よい」46% [朝日新聞]
http://www.asahi.com/politics/update/0425/010.html
5周年の小泉政権、「よい」46%
2006年04月25日23時03分
小泉政権は26日で発足5周年を迎える。懸案の不良債権処理は進み、財政出動に頼らない景気回復に道筋がついた。一方で社会には「格差拡大」や「将来不安」といった意識も広がり始め、外交面では中国や韓国との関係悪化が際だつ。日本は今、戦後3番目の長さとなった政権の功罪と向き合う分岐点にある。
「郵政民営化に象徴されるように、一部の既得権益を擁護するような勢力は、ぶっ壊した」
首相は25日、首相官邸で記者団から「自民党をぶっ壊すという公約は実現したか」と聞かれ、「経世会(旧竹下派)の支援がなくして初めて総裁になった。古い自民党はぶっ壊した」と語った。「ぶっ壊した」を4回繰り返して、改革の成果を強調した。
首相は「公共事業を削減しても、景気は回復している。これは今まで考えられないことだった」とも語った。
小泉政権の歴代政権との大きな違いは財政出動に頼らず、徹底して公共事業費を抑制し続けた点だ。06年度予算の公共事業費は7兆2000億円と、森前政権が編成した01年度予算より2兆円以上少ない。
不良債権比率も02年3月末に8.4%だったが、3年間で2.9%(05年3月末)に。05年5月に正常化を宣言した。
こうした改革は、所得格差や地域格差を広げたとの指摘も根強い。
経営側は正規労働者を減らし、パートなど非正規労働者を増やした。ニートは60万人、フリーターも200万人超で推移。生活保護世帯数も増加し、04年10月には100万世帯を超えた。
ただ、首相は25日、「格差」批判に「改革を進めなければ逆に格差は固定した。今の格差批判というのは、小泉政権批判の裏返し。『反小泉勢力』が一番使いやすい言葉だ」と反論した。
一方、中国や韓国との関係は冷え切ったままだ。25日には韓国の盧武鉉(ノ・ム・ヒョン)大統領が特別談話で、竹島(韓国名・独島)の領有権問題を歴史認識と絡めて批判した。
これに首相は「冷静に対応していくべきだ」としたが、靖国参拝については「(中韓両国は)一つの問題があるから話し合いに応じないと。私は理解できないし、外国の首脳は『小泉さんは正しい、中国、韓国はおかしい』と言ってますよ」と中韓両国を批判した。
◇
朝日新聞社が22、23の両日実施した全国世論調査(電話)で、小泉内閣5年の実績全体についての評価を聞いたところ、「よい」が46%で、「悪い」の21%を上回った。この5年間の暮らし向きについては、「悪くなった」が42%で、「よくなった」の18%を超えた。「悪くなった」という人では、それが小泉内閣の政策によるものかどうかで見方が二分した。
小泉内閣の実績については、全体に加え▽経済政策▽行政改革▽社会保障政策▽外交――についても評価してもらった。
「よい評価」が最も多かったのは、郵政民営化などの行政改革で52%。次いで経済政策が36%だった。逆に「よい評価」が最も少なかったのは年金などの社会保障政策で16%。外交は27%だった。
暮らし向きでは20代、30代で「よくなった」と答えた人が約30%いる一方で、50代以上では「よくなった」は10%前後しかいない。年代が上がるほど悲観的な見方が強い。
「悪くなった」という人に「小泉内閣の政策によるものと思うか」と聞くと、「思う」43%、「思わない」45%で見方が割れた。ただ年代別でみると、「思う」は年代が上がるほど多く、60代以上では60%前後と高率だ。小泉改革によって生活が苦しくなったと感じる高齢者が少なくない様子がうかがえる。
「よくなった」という人では、それが政策によるものだと「思う」29%、「思わない」64%。経済政策への評価が「よい」人でも、「思う」は42%で、「思わない」の49%に及ばなかった。
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