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(回答先: 「死んだふり」を決め込むメディア(共謀罪等) 投稿者 縄文人 日時 2006 年 4 月 24 日 18:09:11)
今、共謀罪の法案が28日に強行採決されるか否かという瀬戸際だ。
阿修羅や市民団体などは、共謀罪の危険性を前々から訴えており、皆今がどんな状況かわかっている(ハズ)。
が、阿修羅やネットの一部以外でのこの静けさはどうだろう。
政治ネタを扱っているブログでさえ、共謀罪についての記述が全く見られないものもある。
ネット上だけではない。
テレビでも、外出先でも、共謀罪の「きょ」の字も聞かない。
皆単に知らないのか、それとも、ひとごとだと思っているのか、はたまた、共謀罪について口に出すのがもう既に怖いのか。
最近私は政治板などで共謀罪についての投稿を集中的にしている。
ブログでも、共謀罪については沢山記載してきた。
戦前・戦中のような、言論の弾圧される国になるのを心底恐れているからである。
反政府的言動をすることで逮捕されたり、社会生活上不利な立場に立たされたりするのはゴメンだ。
しかしそうかといって、こんな、売国的で国民を苦しめることに喜びを見出しているような政府に対して従順になるのもまたゴメンだ。
私は自分の考えをはっきり言っても公安がひっ捕まえにきたりしない国に住みたい。
こんな当たり前の願望さえ叶えられなくなるかもしれないと思ったら、じっとしてなどいられない。
何かせずにはいられないのだ。
私は大したことは何もしていないが、それでも何かせずにはいられないから一人もがいてみている。
それなのに、周りのこの明るさはどうだろう。
テレビも、今日こそは共謀罪について何か言うかと思えば、少なくとも今朝は何も言っていなかったようだ。
「明るく」、殺人事件や千葉の補欠選挙の選挙戦の様子を報じていた。
民主党が勝ったことを大した勝利ではない、とかいうふうに報じたり、街頭インタビューでも、あるテレビなどは、「自民党に入れました、民主党はもひとつだろう」、と言っている人たちばかりを紹介するなど、相変わらずの自民ヨイショ振りだった。
そろそろ共謀罪について報じてくれるかと思えば、「これでポスト小泉はどうなりますかねえ」とか言っている。
この人たち(マスコミ)は共謀罪について触れる気は一切ないんだな、と思う。
マスコミが、政府はこんな悪法を通そうとしている、と騒ぎ立てれば、事態はどんなにか変わるだろうか。
それなのに、何も言わない。
野党も、テレビに出演している人なら共謀罪について何か話せるはずだ。
だが、何も言わない。
先日も社民党の福島党首が「みのもんたの朝ズバッ」でしゃべっていたのでチャンネルを変える手を止めて少し見ていたのだが、用意されたお題(行政改革推進法か汚職問題か何かそういう系統の話)について意見しているだけで、共謀罪について触れる様子はなかった。
彼女らは本当に共謀罪法案を止める気があるのか。
本気で止めたいと思っているのなら、テレビに出ている機会を逃すなど、ありえないのではないか。
スタジオから追い出されそうになってでも、カメラの前で語るべきではないのか。
これについては共産党も民主党も同じだ。
与党を叩く絶好のチャンスではないのか。
市民団体に対して共謀罪反対のポーズをとっているだけなのか。
http://tochoho.jca.apc.org/index.html
コメンテーターにしてもそうだ。
真の言論人であるのなら、言論を弾圧する共謀罪法案について何か言うべきことがあるのではないのか。
一体どうなっているのだろう。
なぜこんな、治安維持法以上とも言われるような大変な法案が審議されようとしているのに(今審議中?)、メディアも、実質上 野党も、無視しているのだろう。
平和に「明るく」暮らしていられるのだろう。
共謀罪について憤ったり、沈痛なムードが漂ったりしているのがネット上のそれも一部でしか見られず、そこ以外では共謀罪問題など存在しないかのように普段どおりの、もしくは普段以上に明るくさえ見える様子を見ていると、私はネットで幻でも見ているのだろうかという気になってくる。
いや、幻であってくれたらどんなにいいことか・・・
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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10011734508.html
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