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「死んだふり」を決め込むメディア(共謀罪等)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo21/msg/240.html
投稿者 縄文人 日時 2006 年 4 月 24 日 18:09:11: bfek92EqWeCqg
 

http://www.creative.co.jp/top/main2986.html より転載

さっき掲示板をのぞいたら、またちっちさんの書き込みが目に止まりました。
http://www3.creative.co.jp/bbs/mess.cgi?p=7926#7926
またまた「きくちゆみさん」のHPを紹介しています。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/

それを読み、これだけ重要な法案が議会を通過しようとしているのに、
すっかり「死んだふり」を決め込むメディアのことが頭に浮かびました。
ぼく自身は、日本のメディアは「商業主義の下僕」にすぎず、
もうとっくにジャーナリズムであることを放棄したと思っていますが、
それにしてもジャーナリズム精神の自滅死は、深刻すぎます。

日本のマスメディアは、公正公平な報道というポーズはとっていても、
最も本質的で肝心なことには、常に「知らんぷり」を決め込んできました。
これは、内外の政治的、経済的なことはいうまでもなく、
環境問題や事件、裁判、医療、市民活動等々においてもしかりです。
それも、「自粛・自制」などをして各社がほぼ同じようにふるまいますから、
TVや新聞などのマスメディアだけから情報を入手していたら、
すっかり情報の金縛りによる「空気呪縛」に遭ってしまいます。

そういうぼく自身、以前はそうしたメディアの片隅にいたことがあります。
そして、そのとき気づきました。
たとえば記者クラブ、
そこでは定期的に官庁などからのブリーフィングや資料などが提供されますが、
それをそのまま加工して記事に仕上げるのが記者の仕事です。
つまりは、記者クラブの面々が「政府公報」的な役割を担っているわけで、
それ以外の出し抜きや、疑問を追求するような行動を取ろうものなら、
「記者クラブの掟」に反する行為として、クラブのボスから排除されます。
要するに、そこでは記者の疑問追求の自由にブレーキがかけられているわけで、
だからこそ、毎日各紙に同じような記事が並ぶわけです。
そして、どれを見てもほぼ同じだから、読者はそれを「真実」と錯覚します。
こうして巧妙に「空気支配」が強化されていきます。

日本のメディアが陥っているそういった現実に気づくことができたのは、
ルモンド紙の国際ジャーナリスト、ロベール.ギランさんのお話など、
数々の日本人以外のジャーナリストたちと出会ってからでした。
以来、ぼくは基本的に日本のマスメディアを信用していません。
幸いなことに最近ではインターネットが自由に使えますから、
多様な情報をキャッチして、そこから自分なりの判断もできます。
その意味では、かつてのような失望感を感じなくて済んではいます。

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あっ、話がずれてしまいました。
そうそう、「共謀罪」のことでした。
この問題を、マスメディアが真剣にとらえて論じない限り、
計画どおり、この法案が通過してしまうことにもなりかねません。
かつての「郵政民営化法案」は高々経済やシステムに関するものでしたが、
この共謀罪の法案は、人権や民主主義の根幹に関わる重要法案です。
それなのに、メディアが「知らんぷり・死んだふり」を決め込んで、
その重要さが分からないままに通過してしまうのは大変なことです。
ですから、きくちゆみさんの呼びかけに、ぜひ応えていただきたいと思います。

いま『ガン呪縛を解く』で「ガン問題」の連載をしていますが、
書きながら改めて「情報鎖国日本」「情報不毛大地日本」を感じます。
ちなみに、いま書き始めたネサンのことにしても、
あれだけ重大な「ネサン裁判」が1989年にあったにもかかわらず、
日本のマスメディアはほとんど何も伝えてなかったと思います。
詳しくは、このあとの連載でぜひお読みいただきたいと思いますが、
もしメディアがネサンのことを伝えていたとしたならば、
「ガン治療」にも希望が生まれ、「ガン呪縛」からの解放もあったと思います。
もちろん「千島学説」もメディアではほとんど伝えられていませんが、
ネサンの場合は「理論」だけではなく実際的な「治療法」も開発しました。
だから千島学説以上に強引に封じ込められてしまったのかもしれませんが…。

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ここまで書いた以上は、もうひとつ、
このサイトを頻繁にチェックしている「機関」のことにも触れましょう。
このサイトは、「自前のサーバー」を持って独自に管理していますから、
外からのアクセス状況を、こと細かくかなり具体的に知ることができます。

ちなみに、今月の外国からのアクセスは現時点で47カ国(所)に及び、
(これまでの最高は61カ国でした)
その中でも非常に気になる外国の組織(機関)がかなり上位にランクしています。
これは「ガン呪縛」の連載を始めた直後から生まれた現象で、
たぶん、彼らが封印してきたことをここにアップし始めたからでしょう。
もちろん、いま書いているこの情報もたちまち知られてしまいます…。

海外からもウィッチングしていただけるのは嬉しい限りですが、
その中には、決して歓迎したくない機関も混じっていますから困ります。
それにしても、ノルウェーとかマレーシアなどからのアクセスが多いのは、
いったいどういうことでしょうか。誰か知り合いがいたかなぁ<笑>。
もちろんアクセス数で断然多いのは、日本、アメリカ、イギリスです。

しかし、それでもぼくはなおも書き続けます。
なぜなら、巨大な医療産業界とその関連組織の利益よりも、
ガンで苦しむ患者さんたちの生命のほうがはるかに尊いと、
ぼくはそう考え、医療のタブーを溶かし去りたいと思うからです。

とにかく、メディアは、肝心なことを全く報道していません。
それどころか、封印を解こうとするものを排除したりもします。
ジャーナリズムには、権力の横暴をチェックする機能もあったはずですが、
少なくてもいまの日本のマスメディアで「活躍」しておられる方々は、
すっかり批判精神を捨てて、むしろ「権力の座」に着いています。
もちろん「ポーズ」としては、「ジャーナリズムのふり」をしています。
だからこそ、市民はたぶらかされ、真実が見えなくなってしまうのです。

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こんな書き方をしてもなかなか理解できないと思いますので、
数年前にあった「エア・ドゥ」のことをご紹介します。
ご存知のように、市民の希望と力を結集して誕生した「エア・ドゥ」が、
あっけなく破綻して「株」が「紙くず化」しました。そして
そのプロセスでも、メディアの報道の仕方が非常に大きく影響していました。
結論だけを一言で言えば、大きな新聞社やテレビ局の記者たちは、
別に「安い航空券」でなくても決して困らなかったのです。
彼らが仕事で動くときは「会社」がちゃんと提供してくれますし、
またプライベートで飛行機に乗るにしても、
高額所得者である彼らは、普通の料金で十分に買うことができました。
だから、貧しい一般市民の「安い航空券」に対する切実な願いが、
彼らには本当の意味で分かっていなかったのです。

それと似たことがあちこちで散見できます。
最近では「格差社会」のことが盛んに論じられていますが、
テレビなどでよく顔を出すほとんどの方々は上層に位置していますから、
本当に貧しくて苦しんでいる方々のことを知っているはずもありません。
もちろん政治家や役人たちもそうでしょう。
なのに「格差社会」の切実な現実をあたかもよく知っているかのように論じ、
そうした彼らのコメントが「世論」という名の「空気」を強化していきます。
つまり、マスメディアはすでに「権力」を握っています。
いまの社会のままで十分にその恩恵を享受しています。
だから、そこに本当に革新的な動きを期待するのは無理なのかもしれません。

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ただ…、
政治や経済や教育、文化等々の面ではたとえそうではあったとしても、
しかし、いざ「自分の生命(ガンなど)」のこととなったら、
自分の主義主張や立場、社会的地位、財産、宗教的信念など以上に、
生命のことがなによりも優先されるにちがいありません。
つまり、思想や面子などでは「バカの壁」が立ちはだかっても、
いざ自分の生命に直結したこととなれば、
やはり「真実」を知りたいと思うのではないでしょうか。

実は、そこがぼくの狙いどころ?であって<笑>、
ガンの問題はガン患者のみならず、いまや万民共通の関心事になっています。
実際、ぼくのところには、いわゆる右翼からも左翼からも、
はたまたさまざまな宗教の信者たちからも「共感」が寄せられています。
そして、これこそがぼくの依って立つ基盤であり「楯」であって、
それがある限り、たとえ外国の「気になる機関」からのウォッチングがあったとしても、
ぼくはこの問題の「真実」を伝え続けていきたいと思っています。

ということで、いま書いている『ガン呪縛を解く』の本が完成した後も、
さらにこのテーマに関してどんどん書いていくつもりです。
もしもこのサイトがどこかでストップするようなことがあったとしたら、
それは、ぼくが「入院」したり「ガン死」したからではなく、
むしろ「呪縛を解く」行為を良く思っていない勢力の仕業とお考えください。
こんなことをいまここで書かなければならないくらいに、
正直、ここ最近、なんとなく不気味なものを感じています。
そして、同じように不気味なのが「共謀罪」に関する動きです。

ついつい長くなってしまいましたが、
ちっちさんの掲示板の書き込みに誘われるかたちで変なことを書いてしまいました。

でも、大丈夫です。
いまの世の中の動きは「夜明け前の暗闇」と言えるのだと思います。
少なくてもインターネットで簡単につながることができる社会は、
力による情報鎖国化にも、不気味な脅しにも限界があります。
それに、ぼくが書いている内容は、すでに知られていることばかりです。
ただ、それが広く社会で認知されていなかっただけのこと。
しかし、こうした情報こそ広く知られていくべきだと思います。
「ガン呪縛」のままだったら、それこそ「殺され」てしまいかねないからです。

なお、『ガン呪縛を解く』の連載は、以下から始まっています。
http://www.creative.co.jp/top/main2708.html

稲田芳弘

 *********

★この連載(『ガン呪縛を解く』)は、
メルマガとしても配信していますので、
ご希望の方は、下の申込サイトからお申し込みください
(もちろん無料)。
http://www.creative.co.jp/m/mmm/index.cgi


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