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(回答先: 筆坂秀世氏の本を読んで/不破 哲三|しんぶん赤旗 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 21 日 11:57:26)
小生がよく立ち寄るブログのうち、お二人が「筆坂・暴露本」を取り上げている。参考までに紹介する。
2006-04-14 20:40:14 / 左翼/共産党
http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/0a347b0f7e33fb036626152624e9ad3a
日本共産党(三四郎日記)
元共産党員の筆坂秀世氏が日本共産党についての“暴露本"を出版したそうだ。ナニゲに面白そう(笑)。買いたくはないけど。立ち読みで(爆)。
元共産幹部・筆坂氏、共産党の「暴露」本 (朝日新聞) - goo ニュース(http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060413/K2006041302760.html)
記事によると、「地方議員が『しんぶん赤旗』の販売拡張を迫られ年何十万円を立て替えて『議員を辞めたい』と疲弊しているとの話や、給与の遅配も珍しくない地方職員の話を書き、『党勢拡大運動がやる気を奪い、組織をむしばむ』」という内容の記述もあるそうだ。まあ、その通りなんだけど、元中央幹部のオマエが“暴露”すんなよまったく、って感じ。ちょっと共産党の地方議員に失礼すぎるね。
不破氏が宮本氏に「引導を渡した」とされる点については、まあそういう見方もあるんじゃない?という程度の話。結構な年齢の最古参幹部に「引退したらどうですか?」っていうのはどんな組織にもありがちなこと。別にとりたてて面白い話ではない。「宮本は実は死んでいる!!」とか「若い党員の中には宮本顕治がまだ生きているのを知らないヤツがいる」とかの方が面白いのに。。。
興味を引かれるのは幹部会の様子を描写しているところ。志井さんが意見を言うと、不破さんが「それは違うな」といって「いじめていた」という。うーん、これって「いじめ」ですかね?自己主張の強い人たちの集まりでは普通に見られる事なんじゃないでしょうか?筆坂氏(やその他の幹部)がこれを「いじめ」と感じてしまう事そのものが実は問題なのだろうと思う。元幹部の自分がそのことをどれだけ反省できているのだろうか?まあ、できてないからこんな本書いて出版会見まで開いちゃうんだろうけどね。
筆坂氏について思う(土佐高知の雑記帳)
日本共産党を離党した筆坂氏が本を書いた。
それにたいする不破さんと浜野さんの意見が「しんぶん赤旗」に載った。
有田芳生氏(http://www.web-arita.com/sui064b.html)によると、それによってさらに筆坂氏の本が売れるだろうという。
なるほどそうだろうと思う。
先日も「筆坂さんの本を買うのは、党員かそれに近い人、それに日本共産党攻撃の材料を探している人でしょうね」といわれ、なるほどと思った。
で当ブロガーは買っていないし、読んでもいないのだから、外野席からの野次程度にしかならないと思うのだが、筆坂氏のことについてのべてみたい。
まず、氏の「セクハラ事件」については、「何それー」と思った。
本部からの情報しかないわけだから、本人がその事実を認めたのだから、あったんだろうと思ったし、そういう説明をまわりにした。
ところが、「そんなことで議員をなぜやめなければならないのか」「もっとくわしく状況を説明するべきだ」という質問や意見が、一部から轟々と巻き起こった。
その「そんなこと」には、相手が嫌がる言葉をはいたり、ダンスを踊ったり、お酌をさせたりということではなく、もっと別のことをしたのではないかという勘ぐりがあったのだろう。
ここには「セクシャルハラスメント」についての無理解と誤解が横たわっている。で、セクハラについて、いろいろと説明したのだが、心底理解してくれたかどうか自信はない。しかし、この筆坂氏のセクハラ事件が日本共産党にとって大きなダメージになったことはいうまでもない。
ついでにいえば、このときの本部の危機管理欠如ぶり・右往左往ぶりも輪をかけた。例の「勤務員は外で酒を飲まない」という志位委員長の記者への説明だ。これには当ブロガー自身が怒り心頭に達した。セクハラと飲酒はまったく無関係である。飲酒しなくてもセクハラをするやつはやるのだ。それを筆坂氏の事件の原因が飲酒にあったなどと断じる「論理」には、「これが科学的社会主義を理論的基礎とする日本共産党の判断か。世紀の珍論だ」とやりまくった。結局、翌日に撤回となったのは、不破さんではないが、完全無欠な党員などいないことの証明の一つでもある。
話をもどす。
で、この筆坂氏のセクハラと本部の「飲酒禁止令」によって、当ブロガー周辺の日本共産党への風当たりは強まった。しかし、必死の説明と当ブロガーの日常の所作ぶりによって、「日本共産党も欠陥だらけの人間の集まりだ」という、なにらやら訳のわからない形で好感度を高めたことは、「災い転じて福となす」形となってよかったと思う。
筆坂氏についても、これを反省材料にして出直せば、政策能力などもあるのだから、いつか話をしてもらう機会もつくりたいと思っていた。だから、「前衛」に論文が出てたときは、正直「よかった」と思った。
ところが、昨年の離党である。
党員には離党の自由もあるのだから、本人の勝手だが「なぜ」と思った。
そして「週刊新潮」への寄稿。有田芳生氏の記事に書かれた最近の行動。こんかいの出版である。
彼のまわりが、そうした風にもっていこうとそそのかしているのはわかるが、どうなんだろうなと思う。
有田芳生氏もそうなんだが、かつて所属していたところへの思いが強すぎるのかな?ちょうど別れた相手に思いが強すぎると、いろいろとトラブルを起こすような感じなのかもしれない。別れたんだからスパッと忘れて、新しい彼女でもつくればいいのにと当ブロガーは思うのだが、そうもいかないのか…(人のことはあまり言えないが)。
彼の本は読んでいないので、これ以上のことは書けないが、セクハラについていろいろ自己弁解しているらしいことは、当時、日本共産党に与えたダメージからしてもいただけない。
いろいろなことがいわれても、なぜそのときに抗弁しなかったのか。
セクハラは相手が嫌がることを強要することに最大のポイントがある。相手が喜んでいたと思うのなら、なぜそのときに抗弁しなかったのか。当ブロガーならそうする。それをしなかったことは、セクハラをしたことを認めたわけで、それをいわれても「いまさら何だ」という気がする。
結局は、日本共産党攻撃しか生きる道はないということなのか。
それは未練だと思う。
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