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Re:件(くだん)の「A氏」について  【遠藤浩一覚書】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/830.html
投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 03 日 12:30:49: RlhpPT16qKgB2
 

(回答先: 「つくる会」――内紛の一部始終〉について  【遠藤浩一覚書】 投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 02 日 16:57:15)

http://blog.so-net.ne.jp/endoh-opinion/2006-04-03

『諸君!』編集長への要請  [日々雑感]  

 件(くだん)の「A氏」について、別の人の名も取り沙汰されてゐるらしい。

 しかし、その方は二年前の会長選びで八木氏を推挙する立場にはなかつた。したがつて、その方は「A氏」ではない。二年前に「八木会長といふ選択肢もある」と、最初に提起したのは、この僕である(このことは、西尾、八木、伊藤各氏はよくご存じの筈だ)。この限りにおいて「A氏」は僕と判断できるが、今回の経過における「A氏」の言動は、ことごとく僕のものではない。したがつて、「A氏」は僕ではない。要するに、「A氏」は、一つの人格ではないといふことである。

 おそらく西岡某氏は、複数の人物の言動をもとに「A氏」といふ架空の人物を創造し、狂言回しのやうな役割を演じさせたのだらう。しかし、小説ならともかく「事の経緯を詳らかにする」と銘打たれたレポートにおいて、かういふ手法を用ゐるのはアンフェアである。出版関係の法務に詳しい方の意見によると、たとへ仮名でも、人物が特定できれば名誉毀損は成立するといふ。二年前の「八木会長擁立提案」といふ事実を重視するならば、「A氏=僕」と特定でき、その僕が言つてもゐないことを「言つた」と記載した記事は、名誉毀損にあたる。その方は、「『諸君!』ともあらう雑誌が、何故このやうな怪文書紛ひの記事を掲載してしまつたのか、そこが不思議だ」と、クビを捻つてゐた。

 僕は、ことを荒立てるつもりはない。が、西岡某氏の作為的な書き方にはいささか腹が立つた。今回の騒動では、重大な局面になると、必ずと言つていいほど、事実を巧妙にちりばめた怪文書や風聞が飛び交ひ、それが事態を動かすといふ異常な展開になつてゐるからである。そこで昨日(4月2日)、『諸君!』の編集長に、仮名とはいへ事実上名誉毀損状態が発生してゐることを指摘して、以下の要請(西岡某氏への伝達の依頼)を行つた。

 〈西岡某なる筆者は誰かなどと野暮な詮索はしませんが、どうか、同氏にお伝へください。「筆名だからといつて、何を書いても許されるわけではありません。あなた(西岡某)も物書きのはしくれならば、恥を知りなさい」と。〉

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*「昨日(4月3日)」は「昨日(4月2日」)の誤記でした。訂正します。

(引用おわり)


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