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(回答先: 各国が自国の農業の衰退を防ぐべき理由は、生産者保護だけではない 投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 27 日 15:25:14)
重要なことを書き忘れていましたので、補足します。
輸入できるのだから食料自給率が低くたって構わない、だから農業を無理して保護する必要などない、といった議論は、農業を経済的側面のみから捉え、他国・他国の人々、環境を全く考慮しないものであり、農業の本質も捉えられていなければ、他を思いやるという、人間として当然の感覚をも失った議論だと思います。
(ここから追加)
そして、何よりも、農業が自国から消えること(農業の多面的機能の喪失)が自分の首をも絞めることになるということを理解していない、という意味で、コイズミ改革により弱者になるにもかかわらずコイズミを支持して自らの首を絞めているコイズミ信者と同じだと思います。
農業は国民みんなの問題です。
日本の農業が潰れても困らないと思っているそこのあなた。
日本の国土がグチャグチャになって、景観も汚くなって、世界が水不足、食料不足の時代に入って(あるいは戦争で)食料が輸入できなくなった時に慌てても、農業はそうすぐには再生できませんよ。
今さえよければ、自分さえよければ、という考えのあなたには理解できないでしょうか?
注:これは特定の人へのレスではありません。
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