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(回答先: 岩国移転 見直さず 米軍再編 首相『月内合意は不変』・・・・・・・・・・やっぱり。 投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 14 日 23:44:27)
在日米軍再編:山口・岩国市の住民投票 移転反対 県西部でも「撤回」強まる /広島
◆住民投票、基地増強反対が9割
◇住民団体「岩国市民と連帯を」 島民の意見取りまとめへ−−大竹・阿多田島
◇沖美町でも結果歓迎の声
米軍岩国基地への米空母艦載機部隊の移転に「NO」を突き付けた山口県岩国市の住民投票。一夜明けた13日、基地増強による騒音被害を懸念する県西部の自治体や住民団体には、岩国市民と連帯して国に移転撤回や再検討を求める声が広がった。同基地の北東約6キロにある大竹市の阿多田島は、今週末にも自治会の役員会を開き、島民の意見をまとめる取り組みを始める。【遠藤孝康】
住民投票は投票率58・68%で成立。開票結果は反対が投票者数の87・42%に上り、全有資格者数の過半数をも超えた。岩国基地NLP移転計画反対期成同盟会長の山下三郎・廿日市市長は、「画期的だ。住民の安心・安全を守るのは首長の仕事で、国が何と言おうと、私は白紙撤回を求める」と力を込めた。
中川洋・大竹市長は会見で、住民投票の成功を評価したうえで、「国からしっかりした資料も出て来ず、住民に説明できない。これでは容認できないというのが大竹の立場」と述べた。さらに、「条件闘争の考えは全くない」と付け加えた。
藤田雄山知事は「他県の自治体での話でコメントする立場にない」としながら、「県としては引き続き、国に提出した再質問への回答を求めていきたい」と話した。秋葉忠利・広島市長も「米軍機能の移転は容認できず、今後とも政府に反対を訴えたい」とするコメントを発表した。
廿日市市などの住民でつくる「県西部住民の会」の坂本千尋事務局長らは12日夜、同市内の教会で開票結果を見守った。坂本事務局長は「反対が全有資格者の過半数を超えた意義は大きい。住民投票の結果を見ても姿勢を変えない国に対し、岩国と広島の市民でもっと強く連帯して反対することが重要だ」と話した。
阿多田島は戦後、岩国基地所属の米軍機の飛行コースとなってきたが、これまで基地問題で、島民や漁協がまとまって行動することはなかった。阿多田区自治会長の本田幸男さん(63)は投票結果を同じ思いと受けとめながら、「今月末に最終報告が出るのを、島として黙って見ているわけにはいかない。島民の声をまとめたい」と語った。役員会の後は、地区の総会も開く予定だ。
03年1月に大黒神島へのNLP(夜間離着陸訓練)施設の誘致計画が発覚した江田島市沖美町でも、投票結果に注目が集まった。誘致反対の署名活動を続けてきた地元女性会の小西ヒフミ会長(70)は、「岩国と大黒神島は目と鼻の先で、岩国への部隊移転の延長線上に、大黒神島でのNLP実施がある。住民は、基地強化を望んでいないということを示せた意味で、沖美にとってもよい結果だった」と話した。
毎日新聞 2006年3月14日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20060314ddlk34040483000c.html
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