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(回答先: <耐震偽造>マンション引き渡し疑惑、小嶋社長に聞く|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 18 日 16:43:55)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060418it08.htm
耐震強度偽装事件で、開発会社「ヒューザー」(東京都大田区、破産手続き中)の小嶋進社長(52)が、姉歯秀次・元1級建築士(48)による偽装の事実を知った後の昨年10月27日、販売担当役員に対し、「検査済証が下りているので問題ない」として、マンション「グランドステージ(GS)藤沢」(神奈川県藤沢市)を顧客に引き渡すよう指示していたことがわかった。
警視庁などの合同捜査本部は18日、小嶋社長に出頭を求め、参考人として事情聴取を始めた。小嶋社長の事情聴取は昨年11月の問題発覚以来、初めて。
関係者によると、ヒューザー側は昨年10月25日、指定確認検査機関「イーホームズ」(新宿区)で開かれた会議で、姉歯元建築士による構造計算書改ざんの事実を伝えられた。
その後、会議出席者の一人でヒューザーの設計担当責任者だった役員が、姉歯元建築士らと共にヒューザー本社を訪れ、小嶋社長に会議の内容を報告。同日夜には、この役員は姉歯元建築士の事務所に赴き、完成していたGS藤沢など7物件の強度が「低減」されていることを確認した。
さらに27日、小嶋社長も出席してヒューザー本社で行われた会議でも、イーホームズ側は「完成済みの物件で数件、(構造計算書が)改ざんされたマンションがあるため、上級官庁へ報告する義務がある」と報告した。
ところが、27日の会議後、販売担当だったヒューザー役員が小嶋社長に対し、GS藤沢の引き渡しを行うかどうかを問い合わせたところ、小嶋社長は「(GS藤沢の件は)会議でも出ていないし、(イーホームズによる完了検査の)検査済証が下りているので引き渡しは問題ない」と指示。翌28日、当初予定通りに17戸が住民に引き渡された。
この販売担当役員は、27日の会議には出席していなかったが、GS藤沢の構造計算を姉歯元建築士が担当していたことを知っていたため、小嶋社長に引き渡しの可否を尋ねたという。
こうした経緯について、小嶋社長は読売新聞の取材に対し、「10月27日の会議でも、(GS)藤沢の名前は全く出ておらず、予定通り契約を履行するほうが重要だと思った」などと説明している。
「GS藤沢」は、耐震強度が基準の15%しかないとされ、姉歯元建築士による偽装物件の中でも最も弱く、震度5弱の地震で倒壊する恐れがある。
捜査本部は、小嶋社長が、姉歯元建築士による構造計算書改ざんの報告を受けながら、マンションを引き渡したことが、詐欺にあたる疑いもあるとみて説明を求める。
(2006年4月18日14時45分 読売新聞)
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