★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK20 > 1240.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: <汚職神戸市議>村岡容疑者、産廃業者に影響力 「阪神・淡路」が契機(神戸新聞)【市民は塗炭の苦しみ中⇒錬金術みがく】 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 15 日 14:25:40)
あまり大新聞では詳報されていないようなので、共産党兵庫県委員会が編集発行している週刊の地方政治誌である「兵庫民報」の4月16日付から以下引用する。
自民党神戸市会議員団団長の村岡功議員が、あっせん収賄罪で逮捕された事件は、ま
さに底なしの汚職事件の様相を呈しています。逮捕容疑の産業廃棄物処理業者の進出を
巡る問題だけではなく、御影工業高校跡地売却、リサイクルセンターの運営委託、神戸
空港建設事業への関わりも出てきています。
神戸空港関連事業は、ほとんどの工事が100%近い落札率。談合疑惑は消えません。村岡議員に賄賂を贈っていた業者が、神戸空港の護岸工事の廃棄物処理業務を下請け受注していたこともわかりました。まさに、税金が賄賂の財源になっていた可能性が高くなっています。
神戸市は今年度予算で、国保料、介護保険料、市営住宅家賃、保育所保育料などを引き上げています。市民税だけでも四十四億円もの増となっています。市民には、負担を押しつけながら、他方では村岡議員らの要求を受け入れ、一部業者の利益を保障する対応をしているのです。
市長は、マスコミに対して「逮捕を聞き、びっくりした」(「神戸」四月六日付)と、他人事のような態度です。しかし、「要綱改訂によって、利権を目的に市政がゆがめられた」という事実は消えません。要綱を変えた市長の責任は免れません。
日本共産党神戸市会議員団は、同議員の辞職と真相解明のために福祉環境常任委員会の開催、地方自治法百条の調査権をもつ委員会の設置などを求めています。
議員団はただちに「市会報告」号外を発行。各議員も連日、街頭、駅ターミナルなど
で「臨時議会を開催し、真相糾明に全力で取り組む」「議員、当局、業者の癒着の構造
を明らかにし、市民の生活を守る市政、議会をつくるために全力でがんばる」と訴えています。(日本共産党神戸市議団事務局長・加味美昭)
◇
【解説】底なしの様相をみせる今回の汚職事件は、震災を機に市民の生活再建よりも空港など巨大開発優先に大きく変質した神戸市政の腐敗構造の一端を露呈させたものです。
震災のガレキ処理の采配が、業者との癒着を深めた契機とする報道もあります。市民の
苦しみをよそに、利権あさりに血道をあげるとは、許されるものではありません。
「権力集中に市も加担」「神戸市はある意昧で“共犯者”」とマスコミからも指摘されるにように、市長の責任は重大です。
村岡市議は「私が黒を白だと言ったら、自公民は皆、白と言う」と恫喝(どうかつ)したと伝えられていますが、与党の責任も問われます。
【関連投稿】
神戸市の自民党市議の収賄容疑事件は、さらに伸びるのか|論談
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1123.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 12 日 16:38:46
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK20掲示板