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2006/04/14
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000018755.shtml
産業廃棄物処理施設の許可をめぐる汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)は、一九九五年の阪神・淡路大震災で出た大量のがれき処理を取り仕切ったことをきっかけに、産廃業界に大きな影響力を持つようになったことが十四日、関係者の話で分かった。震災後、行政への要望が増えたため、強力な後ろ盾を求めた産廃業界。その要望を通すことで資金提供を受けた村岡容疑者。両者の思惑が一致して、「業界のドン」として力を持つようになったとみられる。
震災では約二十五万棟が全半壊し、兵庫県内全域で約二千万トンのがれきが出た。神戸市内のがれき約八百万トンは、大半が中間処理されず、そのまま同市の最終処分場「布施畑環境センター」に埋め立てられた。
このとき、村岡容疑者は、震災がれきを収集、運搬する業者を取り仕切ったとされ、ある元市議は「地元だけでなく、大阪の業者にも二割増しぐらいの料金で請け負わせていた」と話す。
また、ある廃棄物処理業者は「産廃業界は、震災時にがれき処理に奔走し、行政に大きな恩を売った。それ以降、『仕事を回して』と市当局に要望するようになり、それが実現しやすいよう、後ろ盾が必要となった」と業者側から村岡容疑者にすり寄ったと説明する。
ここ数年は、「村岡市議に頼めば仕事を回してもらえる」というのが業界の常識という。「カネを払う力がある業者は、情報をもらったり、担当者の紹介を受けたりして仕事量が増えている」と明かす。
村岡容疑者は、企業や商店などから出る一般廃棄物の収集運搬業者二十二社でつくる事業組合の顧問を務め、同組合は顧問料として自民党中央支部第一分会へ政治献金の形で二〇〇三、〇四年に各九十六万円を提供。同支部からほぼ全額が村岡容疑者の後援会に寄付されている。
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