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(回答先: 行政不服審査法の法理と懸念 − 実姉は細川律夫議員に相談を 【世に倦む日日】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 2 月 09 日 18:08:43)
TOP 【新じねん・日々雑感】http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi-new.htm
---「きっこの日記・ある往復書簡」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060208
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○これまでの私の推理はマスコミ報道を元にしたものであり、その発表の二転三転にひっくり返る展開をもって、事実確認すら暗礁に乗り上げての推理を余儀なくされた。しかし、今回の遺族の方々の書簡は事件の原点にかえる貴重なものである。
足元にあったとされる血染めのサッカーシャツは切れていなかった。するとそのシャツは血糊を拭うだけに使われた、ということになる。サッカーシャツを着ていた野口さんが割腹して脱ぎ捨てた、のでは決してないことは遺族の証言「切れていなかった」ことで否定される。シャツを着用したまま割腹したのであれば当然シャツはズタズタに切り裂かれていたはずだ。そうではない、と断定してもいいだろう。では野口さん自身が割腹後にそのシャツで血糊を拭いたのだろうか？サッカーシャツは表面に艶のある、多分に吸収率の悪い化学繊維でつくられている。血糊を拭くには実に不便な布地だ。溢れ続ける傷口からの血を、必死で拭おうとする野口さん・・・もしくは他人がその役割を担ったか・・・である。そして警察はこれらの疑問を遺族に対しなんら「説明をしない」のだ。そして最大の証拠物件「包丁には血が付いてなかった」・・・ということは、その包丁は明らかに野口さんを傷つけたところの包丁ではない。それでなければ警察が包丁の血糊を拭き取ったかの、どちらかであろう。もっとも自然なのは「事件現場において第三者が包丁の血糊を拭き取った」か、もしくは「血糊の付いた包丁を現場から持ち去った」か・・・持ち去った人間がいるとすれば、その人物が野口さんを傷つけた犯人である可能性が大だ。つまるところ野口さんは自殺したのではなく、何者かによって傷つけられたあげくの失血死だったと、考えたほうが自然ではなかろうか。しかし、その時、野口さんの喉首はまだ切断されていなかったことは以前の私の推理で解釈が付くはずだ。遺族の話によれば---警察の話（状況説明）では、「駆けつけた時に右手をあげて、ここだというように合図し、また、延命の可能性があったため、救急車を呼び、病院に搬送した。喉を切っていたためか、声は出せる状態ではなかった。」という説明だった---ということだが、これはおかしい。警察の話の脈絡に前後の辻褄が合わないのだ。これでは「喉を切った状態で右手をあげて合図する」ことが出来るわけが無いのだ。頚動脈を切った状態であればすでに野口さんの意識は無くなっていたはずなのだ。警察の云うことを無理にあてはめると「野口さんは意識の無いまま右手をあげて合図した」ということになり、しかもその手首も切られているといった不自然な解釈になる。何より警察の嘘は「喉が切られて声が出せなかった」は「頚動脈が切られて意識不明だった」と訂正されることで決定的になる。「これが警察の連絡不備による誤解なのかどうかは知らない。確かなのは杜撰な警察の嘘話を遺族が聞かされていたということだ。
非常階段の存在についても週刊文春では「フロアの非常階段扉は開いており、ホテルの内の構造を知っていればフロントを通らず侵入することも可能」とあるが、どういうわけかテレビ報道ではそれがあまり重要視されずに、ホテルには宿泊客もいて侵入は不可能だとの流れに傾斜していくのだ。なぜ「開いている扉から非常階段を通ってに侵入した」可能性のことを率直に考えられないのだろうか？現場となった部屋の両隣には予約されていたともいうが、その予約客がチェックインしてすでに宿泊していたのかどうか、また宿泊していたとしたら惨劇のあったその時間帯に居たのかどうか・・・仮に居たとしたら当然野口さんの部屋の物音は聴こえたはずだ。そういった重要な状況がまるで説明されないままに「自殺か他殺か」で番組が進んで行ってる。その結果が今日の「ではなぜ野口さんは自殺を考えるようになったか」なのである。それもその道の専門家が一様に自殺に至る野口さんの心情なりを分析してみせているのだ。見事である。そして開いた口が塞がらない。
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0602/hibi-niisi-060209.htm
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