★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK19 > 273.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□ロッキード事件 発覚から30年 三木首相、捜査報告迫る [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1688050/detail?rd
[ロッキード事件]発覚から30年 三木首相、捜査報告迫る
田中角栄元首相の逮捕に至ったロッキード事件の発覚から4日で30年。東京地検特捜部検事として贈賄側の米国・ロッキード社幹部を捜査した弁護士の堀田力氏と、取材班キャップだった岩見隆夫・本社特別顧問、山本祐司・同元社会部長がロ事件を論じ合った。堀田氏は当時の三木武夫首相と法務・検察当局との折衝の内幕を明らかにした。
それによると、三木氏は田中氏が逮捕される1カ月前の76年6月、米ロサンゼルス滞在中の堀田氏に直接電話をかけ、「どのくらいでケリがつくか教えてくれ。尋問できそうか」と迫った。堀田氏は捜査への影響を理由に断ったという。この時期、堀田氏は田中氏の受託収賄罪の決め手となったロサンゼルス連邦地裁でのロ社幹部の嘱託尋問を担当していた。
またロ事件で国会審議が止まった同年3月、三木氏は首相官邸で堀田氏らに対し、日米司法共助協定の締結に向け「(米側との交渉は)急がなくていいよ」と徹底追及を指示していた。
さらにその直後、日本の高官名が記された米側資料の公開をめぐって、三木氏は高官名の公開を執ように求めたが、堀田氏らは拒否したという。こうしたやりとりは、自民党内で田中派を中心に反三木勢力が強まる中、三木氏がロ事件の真相究明に政治生命を賭けた一端を垣間見るものだ。当時官房副長官だった海部俊樹元首相は「承知はしていない。ただ、三木氏は自ら真相究明に乗り出しており、想像に難くない話」と語った。
2006年02月05日03時33分
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK19掲示板