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(回答先: 天下り全面禁止要求 / 井上議員 談合の構図を指摘(しんぶん赤旗)【「天下り」ある限り防衛庁の不正は恒常的につづく】 投稿者 gataro 日時 2006 年 2 月 02 日 11:20:43)
岩国基地でも談合か 施設庁04年度、滑走路沖合移設
滑走路沖合移設工事で談合が行われていた疑いの強い岩国基地=1日午後5時56分、山口県岩国市で、本社ヘリから
防衛施設庁発注工事をめぐる談合事件で、岩国基地(山口県岩国市)の滑走路沖合移設工事でも官製談合が行われていた疑いが強いことが関係者の話でわかった。施設庁ではナンバー3で技術系トップの技術審議官を中心に、建設・土木工事を含む各種工事で長年談合が続けられてきたとされ、その中で岩国基地の工事をめぐる疑惑も浮上した。東京地検特捜部もこうした事実を把握しているとみられ、ゼネコン各社を家宅捜索するとともに、大手ゼネコンの役員らから事情聴取して解明を進めている。
関係者によると、談合の疑いが持たれているのは、施設庁が04年度に発注した岩国基地の滑走路移設に関する工事。同工事には発注額が35億円を超えるものもあり、この年度に施設庁が発注したなかでも指折りの高額工事が複数あった。
これら高額工事は、岩国飛行場滑走路移設中央地区地盤改良工事(契約金額35億1750万円)▽同中央地区埋め立て工事(同27億3千万円)▽同北地区地盤改良工事(同20億5800万円)など。落札した共同企業体(JV)はそれぞれ、鹿島・西武建設・株木建設▽大林組・徳倉建設・岩国土建▽鉄建建設・大豊建設・太平工業だった。落札率(予定価格に対する落札額の割合)は97・71〜96・90%の高率になっている。
特捜部はゼネコンの鹿島、大成建設、大林組、清水建設、鉄建建設に加え、五洋建設、東亜建設工業、若築建設、りんかい日産建設を捜索。海洋土木大手に天下った元施設庁技術審議官など、大手土木・建設会社各社の役員らから事情を聴き、施設庁発注工事の受発注状況について説明を求めている。関係者によると、一部のゼネコン関係者は施設庁発注の工事で談合があったことを認めているという。
施設庁発注工事の談合の仕切り役は長年にわたって、各部を統括する技術審議官が務めてきたとされる。関係者によると、岩国基地の工事でも、現職幹部ら3人が逮捕された空調設備工事と同じく、技術審議官が中心となって官製談合が行われていたという。
防衛施設庁発注工事をめぐり、特捜部は04年11月から05年3月に発注された3件の空調設備工事で談合したとして、元技術審議官で財団法人「防衛施設技術協会」理事長の生沢守容疑者(57)、その後任で現職の技術審議官・河野孝義容疑者(57)ら3人を刑法の談合容疑で逮捕。生沢容疑者は04年度当時、技術審議官を務めていた。
岩国基地は米海兵隊と海上自衛隊が共同使用している。疑惑の対象は基地周辺の安全や騒音対策として滑走路を約1キロ沖合に移転する工事。政府は岩国市などの要望を受けて96年度から工事を進め、完成予定は08年度末。事業費約2400億円の大規模プロジェクトだ。
http://www.asahi.com/paper/front.html
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