★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 428.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 横須賀の女性殺害 米兵きょうにも逮捕状 神奈川県警、事情聴取 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 07 日 06:39:43)
横須賀の女性殺害:米海軍が謝罪 在日米軍再編など、反対の声高まり懸念 /神奈川
◇原子力空母配備、再編の中
横須賀市の派遣社員、佐藤好重さん(当時56歳)殺害事件で6日、横須賀基地の上等水兵(21)が容疑者であることを公式に認めた在日米海軍は、蒲谷亮一市長と松沢成文知事に謝罪した。米兵が民間人を繰り返し殴ったうえに殺害するという前例のない凶悪事件に、蒲谷市長らは強く抗議した。ケリー司令官は捜査への全面協力を約束。県警は水兵から事情聴取し、所持品の引き渡しを受けた。米軍にとっては、横須賀基地への原子力空母配備や在日米軍再編協議中の重要な時期であり、事件をきっかけに、反対の声が高まるのを懸念する本音も垣間見えた。
横須賀市の蒲谷市長は6日午後、謝罪に訪れた在日米海軍司令部のケリー司令官に抗議文を渡した。約1時間の話し合いの背後には「原子力空母配備」への思惑が見え隠れした。
「最悪のシナリオ」と米軍関係者はもらした。空母「キティホーク」の後継として原子力空母「ジョージ・ワシントン」の配備を発表し、地元の理解を求めようとした矢先に、「キティホーク」の上等水兵が出勤途中の派遣社員、佐藤さんを襲った容疑が判明したからだ。
「キティホーク」は昨年12月12日、帰港。約5000人の乗組員のうち、半数が20歳前後だ。容疑米兵も軍歴2年余りの若い兵士だ。
ケリー司令官は謝罪とともに「市との長年の良い関係を将来も続けたい」との意向を伝えた。「この困難なとき」を日米協力で乗り越え、配備反対の声が高まるのを防ぎたいとの本音が感じられた。
蒲谷市長は「通常艦の要請」で昨年末、訪米した。会談後、配備問題への影響を質問され「許せないとの市民感情は分かるが、だから基地はいらないとは飛躍した考え方だ。1人の凶悪犯で良好な関係が崩れるのはよくない」と答えた。
一方、原子力空母の配備に反対する市民団体は7日、米軍基地前で抗議デモをする。清水昭司さん(77)は「過去10年で殺人は初めてではないか。日米地位協定の見直しには良いチャンスだ。市民はもっと怒らねば」と語気を強めた。【網谷利一郎】
◇知事「綱紀粛正を」−−ケリー司令官に
ケリー司令官らの謝罪を受けた松沢成文知事は「大変遺憾。二度と悲惨な事件を起こさないよう、若い兵士の綱紀粛正に徹底的に取り組んでいただきたい」と要請した。
今後の日米地位協定改定について、「協定の問題は裁判権だけでなく、環境問題などほかにもある。(米軍基地を抱える14都道県でつくる)渉外知事会としては全体をぶつけていきたい。(在日米軍再編の)最終報告までに期限を切って将来の見直しを約束させたい」と述べた。【足立旬子】
◇地位協定に基づき、引き渡し要請意向−−県警本部長
伊藤茂男・県警本部長は6日の定例会見で、殺害を認め米軍に身柄拘束されている米空母「キティホーク」の上等水兵(21)の引き渡しについて「起訴前の引き渡し要請が可能な事件と認識している」と述べ、日米地位協定に基づき引き渡し要請する意向を改めて示唆した。要請時期には言及しなかった。米軍の対応については「真摯(しんし)に対応していただいている」と印象を明かした。
一方、横須賀署特捜本部は同日午後4時すぎから、在日米海軍横須賀基地内で上等水兵の事情聴取を始めた。同日午前に県警が文書で米軍に要請したのに対し、米軍側が速やかに応じた形だ。被害者の血液が付着した上等水兵の衣服など十数点の証拠品も米側から提供された。【渡辺創、鈴木一生】
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20060107ddlk14040127000c.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板