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(回答先: 通勤途中に…“怖い”/米兵の女性殺害/“身柄を日本に”/横須賀 周辺住民「またか」（しんぶん赤旗） 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 06 日 18:49:26)
横須賀の女性殺害 米兵きょうにも逮捕状 神奈川県警、事情聴取
神奈川県横須賀市で、会社員、佐藤好重（よしえ）さん（５６）が殺害された事件で、神奈川県警は六日、在日米海軍の調べに犯行を認めた米海軍横須賀基地所属の米兵から任意で事情を聴いた。県警はきょうにも強盗殺人容疑で逮捕状を取り、日米地位協定に基づき外務省を通じて身柄の引き渡しを求める。
六日の県警側の要請に対し米側が応じる意向を示し、聴取は横須賀基地内で行われた。米軍側によると、この米兵は二十一歳の三等水兵で、殺害について大筋で認めているという。
これまでの調べで、現場近くの駐車場に落ちていた佐藤さんの財布入りのバッグから数万円分の紙幣が抜き取られた疑いがあり、県警は事件当日に米兵が着ていた服や靴、所持していた紙幣など米側からの証拠品の分析を進めるとみられる。
犯罪容疑者である米兵の日本の捜査当局への身柄引き渡しについては、平成七年の沖縄少女暴行事件をきっかけに日米合同委員会で合意が交わされ、原則的には起訴後とされるものの、殺人などの「凶悪な犯罪」については起訴前での引き渡しが可能となっている。
県警によると、佐藤さんは三日午前六時半ごろ、同市米が浜通の雑居ビル一階の踊り場で、頭や顔から血を流して倒れている状態で見つかった。佐藤さんは全身に激しく殴られた形跡があり、着衣が乱れていたという。
◇
■米司令官が謝罪 「引き渡し準備」
在日米海軍司令部のジェームズ・ケリー司令官は六日、松沢成文神奈川県知事と横須賀市の蒲谷亮一市長を訪れ、犯行を認めているとされる米兵について「（日米地位協定に基づく）身柄引き渡しの要請が日本側からあれば、即引き渡しをするよう準備を進めている」と話し、捜査に全面的に協力する意向を示した。
蒲谷市長によると、ケリー司令官は会談の冒頭、「もう二度とこのようなことが起きないように再発防止に努めたい」と謝罪。同基地内で再発防止策を検討するために緊急会議を開いたことを明らかにしたという。
蒲谷市長は「日米の友好関係にも悪影響が出かねない事態であり、米側には猛省してもらいたい」とする抗議文をケリー司令官に渡した。
一方、トーマス・シーファー駐日米大使は同日、「野蛮な行為に対し、悲しみと激しい怒りの気持ちを申し上げたい。ご遺族、横須賀市民と日本国民に心から哀悼の意を表したい。米軍と米国民が事件に大変な衝撃を受け、深く悲しんでいることを日本国民に伝えたい」と声明を発表した。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07na1001.htm
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