| Tweet |
(回答先: 奈良女児殺害、小林被告に死刑判決 被害者１人で適用（朝日新聞） 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 9 月 27 日 00:08:31)
□小林薫被告、１人殺害で死刑…奈良女児誘拐殺人 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2498019/detail
小林薫被告、１人殺害で死刑…奈良女児誘拐殺人
２００４年１１月、奈良市の小学１年生、有山楓ちゃん（当時７歳）が誘拐、殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐など８つの罪に問われた元新聞販売店員・小林薫被告（３７）に対し、奈良地裁（奥田哲也裁判長）は２６日、求刑通り死刑を言い渡した。事件の被害者が１人であることを踏まえても、犯罪の凶悪さや更生の可能性のないことを重視。死刑相当と判断した今回の判決は、今後の量刑判断にも影響を与えそうだ。
午前１１時３０分。小林被告は終始、顔色一つ変えることなく、自らの死刑判決を聴いた。ぶ然とした表情で、ゆっくりと首を１度ぐるりと回し、右手の指でイスを軽くたたくようなしぐさも。グレーのポロシャツとスエットのジャージーに身を包んだその背中は、凶悪犯の面影など無く、弱々しい中年男の姿そのものだった。
この日はいつもかけていた眼鏡をせず、口の上にはヒゲを生やし、分け目がはっきりした髪形。眼鏡は拘置所の中で誤って踏んづけて割ってしまったのだという。
「主文は最後に朗読します」−。この時、小林被告はガッツポーズをするように右手の拳を小さく数回振り、にんまりと笑みを浮かべた。被害女児の両親が座る傍聴席には、最後まで目を向けることはなかった。
奥田裁判長は「自己の異常な性欲を満たすためにわいせつ行為をしながら、抵抗され発覚を恐れて殺害した。巧妙かつ冷徹、残忍な犯行で、酌量の余地はみじんもない。人格の矯正は極めて困難」と述べた。
争点となっていた殺意が生じた時期については、自宅に誘い込んだ後「しっかりした子でこのまま帰すと警察に捕まると思い、殺すしかないと思うようになった」などとし、偶発的犯行という弁護側主張を退けた。遺族に目もくれず また、犯行を誇示するように遺体を放置したことを「下劣」とし、遺体写真や妹を狙うメールを送信したことも「両親の悲しみに思いを致さず、自己顕示欲を満たすための血も涙もない非常な犯行」と断じた。幼少期のいじめなど生活環境も、人格形成に決定的影響を与えるほどではないと判断。公判廷で「死刑を望んでいる」などと供述した態度も「開き直りとしかとれない」と、痛烈に批判した。
これまでの公判でも明確な謝罪の言葉を口にせず、最後まで生気が無いまま、だるそうな表情で法廷を後にした小林被告。弁護側は即日控訴した。罪のない女児をもてあそび、死に追いやった男は、自ら望んだはずの死刑判決に、いったい何を思ったのか。
◆「１人殺害」死刑過去に１９件だけ
従来の司法判断から踏み込み、被害者が１人の性犯罪絡みの殺人事件であっても死刑を選択した奈良地裁の判決は、今後の量刑基準にも影響を与えそうだ。
死刑と無期懲役との判断基準とされるのは、永山則夫元死刑囚の第１次上告審判決（８３年）でのいわゆる「永山基準」。動機や殺害方法、情状に加え、特に重視されるのが被害者数で１人なら無期、３人以上で死刑が“相場”とされてきた。「永山基準」以降、１人が殺された事件での死刑確定は１９件。いずれも強盗や身代金など金銭目的か、殺人の前科があるなど悪質性が認められたケースだった。
東京工大・影山任佐教授（犯罪精神病理学）は「１人殺害で死刑というのは厳しい。被害者感情を考慮し、小林被告が改悛（かいしゅん）の情を示さなかったので、更生の意思なしとの厳しい判断をしたのだろう」と分析。龍谷大法科大学院の石塚伸一教授（刑事法）は「永山基準を逸脱した判決。『反社会性人格障害』とした情状鑑定が、被告の責任を強くする方に使われたケースも珍しい」と話していた。
◆奈良女児誘拐殺人事件 ０４年１１月１７日、奈良市立富雄北小１年の女児（当時７つ）が下校途中に行方不明となり、女児の携帯電話から母親の携帯に「娘はもらった」との犯行声明がメール送信され、翌１８日午前０時すぎ、奈良県平群（へぐり）町内で遺体が発見された。県警は１２月３０日、同県三郷町の小林薫被告＝元新聞販売店員＝を逮捕。被告は初公判で殺人やわいせつ目的誘拐などの起訴事実を認めた。性犯罪者の再犯を防ぐため出所者情報提供制度が生まれる契機になった。
2006年09月27日08時15分
▽関連記事
死刑にガッツポーズ 小林被告にんまり 奈良女児誘拐殺人
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/402.html
投稿者 たけ(tk) 日時 2006 年 9 月 26 日 23:23:19: SjhUwzSd1dsNg
「裁判は茶番。もとから死刑を望んでいる」 【朝日】
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/403.html
投稿者 たけ(tk) 日時 2006 年 9 月 26 日 23:24:44: SjhUwzSd1dsNg
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。