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(回答先: 容疑者のうそうのみ 捜査態勢縮小 [河北新報] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 21 日 09:51:32)
□【関連記事】畠山鈴香にアリバイあり―秋田児童殺害事件 [どん底あるいは青い鳥。]
http://donzokoblue.blog55.fc2.com/blog-entry-108.html
2006/07/19
畠山鈴香にアリバイあり―秋田児童殺害事件
秋田県警が毎日新聞にスクープを取らせたことで、事件の報道は何やらすごいことになっている。選ばれなかった他紙や他局が、こぞって警察批判をはじめたのだ。
【読売新聞】[秋田長女殺害]「母親の凶行を見逃した甘い捜査」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060718ig91.htm
【朝日新聞】秋田事件 「事故」判断が早すぎた
http://www.asahi.com/paper/editorial20060719.html
【産経新聞】【主張】連続児童殺害 甘い捜査が悲劇を生んだ
http://www.sankei.co.jp/news/060719/morning/editoria.htm
毎日新聞のサイトでは、これらに類する社説やコラムは案の定見つからなかった(あったらゴメンであるが、本当にあったら毎日はあまりにも恩知らずだろう)。
えこひいきのツケは大きい。初動捜査の不手際どころではない、怠慢捜査や捜査結果の捏造まで暴かれる破目になっている。
県警は当初、彩香ちゃんについて「自宅そばの河原から誤って川に転落したとみられる」と発表。その根拠として(1)着衣に乱れはなく遺体に外傷など不審な状況がなかった(2)水際に足を滑らせたとみられる跡があった(3)警察犬が、自宅から河原までにおいを追跡した−などと説明した。(引用元)
http://www.sankei.co.jp/news/060717/sha038.htm
もともとはこれに「石積みをして遊んだあとがあった」というのも加わっていた。だがそれは早々に近所の住民の習慣であることがテレビの取材で明らかになり、滑った跡も結局は同じ人物によるものだった。
外傷はなかったというが、実は頭蓋内に出血&首に内出血の痕があった(参照)。警察犬は河原には行かなかったという目撃談も出てきた。聞き込みもロクにしていなかったことまでマスコミにバラされる始末。「捜査に落ち度がある場合のえこひいきは御法度」というのが、秋田県警が今回得た教訓であろうか。
ところで県警もしくは能代署は「幾つかの理由があったから事故だと判断した」わけではもちろんない。まず「事故ということにしたい」という結論があり、それを補強するために幾つかの理由を適当に取ってつけただけだ。
今回、えこひいきに怒れるマスコミ他社は、それら後付けの理由をことごとく葬ってみせた。「彩香ちゃんは事故死」に根拠がないことをマスコミが証明したのである。日本のマスコミだってやろうと思えばできるのだ。
ただ残念ながら、その証明は「彩香ちゃんは事故死ではなかった」という結論が得られたあとでしか為されなかった。事故死の根拠が虚偽であるという事実は、彩香ちゃんの死の直後より厳然としてあったはずだ。だからマスコミがその気になれば、警察が「あれは事故死だ」と言い張っている段階で既に、その主張の無根拠性を暴くことは可能だったわけである。
結論をもらってからしか動けない、結論に合わせるような報道しかできない、自分たちで事実を集めて、そこから自分(自社)なりの結論を導き出すという方向の作業はなぜか厳禁である――こうしたこともまた日本のマスコミ(あるいは日本人全体)が抱える病のようなものなのだろう。
実際、今回の「事故ではなかった」という不始末を見れば「警察とは見込みによって捜査を行い、必要であれば(警察犬を無理やり引き摺ったりして)証拠の捏造をも行なう組織である」ことは明らかだ。見込み捜査で結論に見合うような証拠を集める。それと同じことが「畠山鈴香犯人説」においても起こっている可能性を微塵も考えないでいられるマスコミの頭は大変不思議である。
いかに警察を批判していても、結論だけはその警察から無批判に頂戴する。これは警察以外の権力が相手の場合も同じである。大きな枠の中に収まり安穏としていながら、ブツブツと愚痴をこぼしていっぱしの批判をしたような気になっている、そうした日本のマスコミの在り方は少し子どもっぽ過ぎるのではないだろうか。
(...)
▽関連記事
新聞記者はえらい、という話 [H-Yamaguchi.net]
http://www.asyura2.com/0601/hihyo3/msg/213.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 19 日 12:30:00: QYBiAyr6jr5Ac
ヨイショ報道オンパレードの日本のスポーツマスコミ [ゲンダイ]
http://www.asyura2.com/0601/hihyo3/msg/207.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 17 日 14:23:41: QYBiAyr6jr5Ac
大本営発表は日本国民のサガである [どん底あるいは青い鳥。]
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/190.html
投稿者 white 日時 2006 年 7 月 14 日 09:32:39: QYBiAyr6jr5Ac
□亀裂骨折は頭頂部右寄りに/彩香ちゃん、頭から転落か [秋田魁新報社]
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060717b
亀裂骨折は頭頂部右寄りに/彩香ちゃん、頭から転落か
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藤里町の藤里小1年、米山豪憲君=当時(7つ)=殺害事件で殺人容疑で再逮捕された畠山鈴香容疑者(33)の長女、彩香ちゃんの遺体の亀裂骨折のあとは、頭頂部の右寄りにあることが16日までの調べで判明。遺体の状況から県警捜査本部は、彩香ちゃんは体を右側に傾けながら、頭から川に転落した可能性が高いとみて当時の状況を調べている。
これまでの調べで、彩香ちゃんの遺体の亀裂骨折のあとは頭頂部右側で、右側頭部には内出血があったことが判明。骨折は、転落後に川底に頭をぶつけた際のものとみられる。さらに首の前側には、この時にひねってできたとみられる内出血が確認されており、頭部から転落した可能性が高いことを示す材料となっている。
仮に川を向いて欄干に座った状態から尻を滑らせ転落した場合は足から落ちるのが自然で、頭部の骨が折れる可能性は低いという。
彩香ちゃんは4月9日夕に行方不明となり、翌10日午後1時半ごろ、大沢橋から約3キロ下流の藤琴川の浅瀬で遺体で発見された。司法解剖の結果、死因は水死で、死亡推定時刻は9日夕方ごろと判明している。
畠山容疑者は、彩香ちゃんの水死について事故死の可能性が高いとみていた能代署に対し、再三にわたり再捜査を要請。捜査本部はこうした不可解な行動を取った理由についても注目している。
(2006/07/17 09:19)