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(回答先: 途中交代とPK失敗 夢散ったアンリとトレゼゲ [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 10 日 11:55:47)
□アンリ「つらい…。がっかりしている」 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000056-mai-spo
<W杯決勝>アンリ「つらい…。がっかりしている」
◇かなわぬ夢に終わったアンリ=フランスFW・28歳
その堅い守備をこじあけようと、必死に攻め続けた。タイミングのいい抜け出しで放ったシュートはGKブフォンに止められ、ゴール前へのドリブル突破は、DFカンナバロに封じられる。射程圏内にあった得点王にも届かなかった。「前半はイタリアの方がよかった。ただ、後半は我々の方がいいプレーを見せた」。互角以上に戦い抜いた自負があるだけに、悔しさは増した。
英プレミアリーグで4度の得点王に輝くなど、所属するアーセナルでのプレーぶりで、世界最高のストライカーの一人と呼ばれる。ただ、クラブでの実績に比して、フランス代表で結果を残していないという批判を常に受けてきた。今大会は、それを撤回させる最大のチャンスだった。
準々決勝で王者ブラジルから奪った決勝ゴールは、その第一歩だったろう。相性が悪いといわれてきたジダンからのクロスに合わせた鮮やかな右足ボレー。仏サポーターが決勝での再現を望んだコンビネーションだったが、結局は、かなわぬ夢に終わった。
試合は延長に入り、アンリのプレーは精彩を欠き始めた。簡単にボールを奪われた後、右足を押さえた。その直後、ゴールを決められないまま交代となった。「つらい…。がっかりしている。でも、いつまでも下を向いているわけにはいかない」。自らと仲間に言い聞かせるようだった。【辻中祐子】
(毎日新聞) - 7月10日14時9分更新