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(回答先: 村上ファンド:ライブドア側と「なれ合い売買」 【毎日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 23 日 18:30:25)
村上容疑者起訴 「実刑」目指す検察 30億円もの不正利得「悪質」
ニッポン放送株のインサイダー取引事件で東京地検特捜部は23日、証券取引法違反罪で、村上ファンド前代表の村上世彰容疑者(46)と村上ファンドの投資顧問会社「MACアセットマネジメント」を起訴。特捜部は同被告が取引の計画段階から実行を主導したと判断した。
同被告は容疑を大筋で認めている。被告側は保釈を申請した。
起訴状によると、村上被告は平成16年11月8日、ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)らから同株の大量取得の決定を伝えられながら、公表前の同月9日から17年1月26日の間、同株約193万株を約99億5000万円で買い増した。
村上被告はその後、ライブドアによる同年2月8日の時間外取引で、発行済み株式総数の10%に当たる328万株を売却。その後も、LDの大量取得の影響で株価が高騰していた時期に241万株を売り抜けて、100億円超の利益を得ていた。このうちインサイダー取引による不正利得は約30億円で、過去最高の不正利得額となった。
◇
村上被告起訴で、今後の焦点は検察と弁護側の法廷攻防に移る。被告側は執行猶予付き判決を求め非を認めたとみられるが、検察側は「前代未聞の悪質性」を強調し実刑を目指す方針で、激しい攻防となりそうだ。
被告は2日から始まった聴取当初は否認。が、4日に一部認める姿勢に転じ、逮捕直前の5日には謝罪会見を開いた。検察幹部は「実刑覚悟で闘うことをやめ、猶予判決を得る方針に切り替えたのだろう」とみた。
過去のインサイダー取引事件でTOB(株式公開買い付け)関連は5件。いずれも執行猶予付き判決だ。今回と同じTOBに準ずる行為に関するものは1件で罰金刑。だが検察側は(1)不正利得30億円余と前代未聞の巨額(2)ライブドア側に時間外取引を指南し全体のスキーム(枠組み)を被告が描いた−などの点を重視、「今回は実刑が相当」との立場をとる。
人脈と情報で形成された“サークル”で一般投資家を“排除”した被告の悪質性にも検察はこだわる。
「一部の人間がインサイダー情報を交換するサークルを形成し、株価の上げ下げを図ってお互いが肥え太ってきた。要は談合して一般投資家にババを引かせており、自己責任の論理を破壊している」と幹部。
ライブドアから始まった一連の事件はいったん終結するが、この言葉は別への飛び火さえ予感させる。証券市場の公正さへ、検察の強い姿勢が鮮明になった。(宇田川尊志)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/24iti002.htm
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