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(回答先: 福井総裁 ファンド残高2000万円超 7年で2倍以上に 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 20 日 22:11:14)
【経済面】2006年06月21日(水曜日)付
財界・海外に広がる波紋 福井総裁投資問題
日本銀行の福井俊彦総裁が村上ファンドに投資していた問題が、国内外で波紋を呼んでいる。道義的な責任を問う声や、日銀の服務ルールの見直しを求める意見が財界などで大きくなっており、辞任論もくすぶっている。海外メディアにも冷ややかな反応が目立ち、事態は当面収まりそうもない。
●道義的責任問う声 日銀内は擁護論大勢
「金融の正常化を朝から晩まで考えていて、利殖には一番縁遠い人。こうしてお騒がせしたことは非常に残念だ」
日銀の武井敏一・名古屋支店長は20日の記者会見で、福井総裁が、総裁就任後も村上ファンドに1千万円を投資していたことが批判されていることに、こう述べた。
日銀内にも「脇が甘い」「目線が世論の方を向いていない」と福井総裁の一連の対応に批判的な声もあるが、「福井総裁に今辞められると行内が混乱する」と擁護的な意見が大勢だ。
一方、日本経団連の御手洗冨士夫会長は20日、福井総裁の責任について、記者団に「違法性はないが、道義的なことを言われても仕方ない立場にある」としたうえで、「今回は行内の規則を見直し、強化する前向きな方向で責任を果たしたらいい」と述べ、辞任の必要はないとする見解を示した。
運用残高が投資額の2倍超に膨らんでいたことについては「あくまで法令違反、あるいは道義的な観点から判断すべきで、金額は関係ない」としている。
全国銀行協会の畔柳信雄会長(三菱東京UFJ銀行頭取)も20日の記者会見で「日銀のルールに則して(対応を)されていたと思う」と辞任論を否定し、「服務ルールを見直す必要があったのではないか」と服務規定の厳格化を求めた。
ただ、財界内にも辞任論がくすぶっている。ある財界首脳は「進退については財界内でも見方は分かれている」と指摘。「このままでは政府に借りをつくってしまい、ゼロ金利解除など難しい判断を迫られた際に配慮しなくてはならなくなる」と懸念し、福井総裁自ら辞任の決断をすべきだという考えを示した。
http://www.asahi.com/paper/business.html
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