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(回答先: 村上ファンドに1000万円拠出 日銀総裁、揺らぐ信頼 疑念を招く投資非公開 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 14 日 06:21:02)
【経済面】2006年06月14日(水曜日)付
経済界、批判と擁護 福井日銀総裁の村上ファンド投資
福井俊彦・日本銀行総裁が村上ファンドに1千万円を投資していたことについて、経済界では「福井さんが悪いことをしたと思わない」(生田正治・日本郵政公社総裁)と擁護する意見が出る一方、村上ファンドに株式を買われた企業の関係者を中心に「投資は慎むべきだった」といった指摘も広がった。発端は「民間人」時代だったとはいえ、経済界からの信頼も厚かった総裁の思わぬ投資活動に、戸惑いの声が漏れている。
●驚き・戸惑い広がる
生田・郵政公社総裁は「福井さんは投資をした時に、村上ファンドの違法性がわかっていたわけではない」と指摘。別の大手企業の社長も「総裁在任中でない個人の活動についてどうこういうのは多くを求めすぎだ」と話し、村上世彰前代表の取引の違法性が問題になってからの「結果論」批判には疑問を示した。
証券系エコノミストも「資本市場を育てるという観点からの資金拠出だったのだろうし、批判の対象にはなるとは思えない」と話す。総裁就任後に資金を引き揚げればかえって問題になるといい、「事後的に魔女狩りのように騒がれるのは困る」と懸念する。
一方、村上ファンドに買収されかけたある企業の幹部は、民間人時代の投資だとしても「日銀総裁になるつもりがあったり、可能性が残っていたりしたなら、慎むべきだったのではないか」と不満を漏らした。旧通産省出身の人間が作るファンドなので、実態を見る前に信用した部分があったのでは、との見立てだ。
さらに、メディアも含めファンド支持者は福井氏だけではなかったとしたうえで「有力者の『支援』の積み重ねを元手に、ファンドが信用や資金を得て大きくなり、わが社にも横やりを出したりするようになったのは残念だ」と話した。
また、日本経団連副会長の一人も、国会答弁の報を聞き「そんなことをしたらいけない。李下(りか)に冠をたださず、だ。福井さんは立派な人なのに」と驚きを隠さなかった。
回転ずしチェーンのくらコーポレーションの田中邦彦社長は「モラルも品格もない。いまの世を象徴するような出来事だ。総裁になった時に手放すぐらいの決断が必要だった」と嘆く。
日本マクドナルドの原田泳幸会長も「民間企業とは違う公人であるし、国民感情を大事にする必要がある。法律的には間違っていないだろうが、道徳は個人差があり、庶民感覚では、1千万円は大金と考える人が大半だ」と話した。
福井氏が今回の投資をしたのは日銀副総裁を退任後、富士通総研の理事長を務めている時だった。関係者によると、この理事長就任は、旧通産省出身で、当時同総研会長だった村岡茂生氏が打診したとされる。
http://www.asahi.com/paper/business.html
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