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(回答先: 宮内、熊谷被告 職業「無職」 消えたヒルズ族の面影 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 5 月 27 日 05:49:51)
【視点】真っ向勝負の検察側 狭まる「堀江包囲網」
前取締役の宮内被告らライブドア旧経営陣の四被告が大筋で起訴事実を認めたことで、無罪主張の前社長、堀江被告を取り巻く「包囲網」はいっそう狭まった。検察側は冒頭陳述に堀江被告の口癖まで盛り込み、違法性を十分に認識して指示を出す同被告の姿を強調してみせた。四面楚歌(そか)の堀江被告がどう対抗していくかが注目される。
堀江被告はこれまで、事件への関与を全面否認。根拠として(1)犯行の事前認識がなく、故意がない(2)投資事業組合によるライブドア株売却は自社株売却に当たらない−を主張してきた。
これに真っ向から挑んできたのが、検察側の冒頭陳述だった。「犯行の事前認識」「故意性」の一端が、冒頭陳述にはくっきりと浮かび上がっていたのだ。
「どっかから利益付ければ何とかなる」
冒頭陳述に盛り込まれた堀江被告のこの言葉。粉飾決算の根幹といえる「利益の付け替え」についての認識があることを、はっきりとうかがわせる文言だ。
冒頭陳述は宮内被告の供述調書のほか、約十万通とされる電子メールの分析など膨大な証拠を基に作成された。検察側が「堀江被告が完全否認を貫いても有罪を勝ち取れる。その自信は逮捕時から変わらない」(幹部)というほどの自信を見せる「出来栄え」だ。
相次ぐ側近の“造反”と、押収された膨大な証拠類。「包囲網」が狭まる中、堀江被告側は宮内被告の供述の信憑(しんぴょう)性を突く戦術をとっていくもようである。「宮内被告の証言は客観的な事実に反する部分が多く、信用性に乏しい」として、検察側証人として出廷するであろう宮内被告との“直接対決”で、宮内被告側の矛盾を突く方針とみられる。
また、「投資事業組合によるライブドア株の売却は、自社株売却に当たらない」と主張する堀江被告側は、この日、前代表取締役の熊谷被告も同様の主張を展開したことに、「われわれの主張が実態に即していることがはっきりした」(堀江被告の弁護人)と意を強くしている。検察側と公判での争点を整理する公判前整理手続きで、自社株売却益についての詳細な釈明を求めており、今月中にも回答が提出される予定だ。
当面は裁判所を交えての主張の整理が続くとみられるが、検察側の説明を踏まえたうえでの弁護側の「次の一手」が注目される。(犬塚陽介)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27na1003.htm
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