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(回答先: ライブドア粉飾 業績偽り投資家募る 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 5 月 27 日 05:44:01)
ライブドア 脱堀江、険しい再興 訴訟山積…収益源見えず
前社長の堀江貴文被告らが逮捕されたことで存亡の危機にさらされていたライブドアだが、後を引き継いだ平松庚三社長ら新経営陣が過去との決別を掲げて再建に取り組んだ結果、「水平飛行」の状態を回復しつつある。しかし、損害賠償請求や旧経営陣に対する責任追及などの訴訟問題が山積。再建の切り札となるＵＳＥＮとの包括提携の実現はまだ先となりそうで、競争の激しいネット業界で復活できるかどうかはなお不透明だ。（谷口正晃）
平松社長は二十六日、「（初公判は）旧ライブドアとの決別の一つの大きな節目」とのコメントを発表し、旧経営陣の復帰がありえないことを強調した。大株主の堀江被告も「経営にはかかわるつもりはない」と明言しており、社内では旧経営陣の影が急速に薄まっているという。
それでも旧経営陣が残した負の遺産は大きい。
最大の痛手は上場廃止で、同社を急成長させた株価上昇をてこにしたＭ＆Ａ（企業の合併・買収）の手法が失われたことだ。証券取引法違反が確定すれば、ライブドア証券株の２０％以上を保有できなくなり、金融部門の一括売却も浮上する。利益の八割以上を稼ぎ出していた部門が消える恐れが大きいが、それに代わる収益源はみえない。
訴訟も山積だ。ライブドア株への投資で被害を受けた個人株主と元株主九十六人が総額二十一億三千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こし、このほかにも集団訴訟の準備が進む。
また、中古車買い取り・販売のライブドアオートが十六億七千万円、フジテレビが三百四十五億円の損害賠償を求めている。
頼みの綱はＵＳＥＮとの提携で、ポータルサイトでの連携がすでに始まっているが、ポータルサイトの利用者数はじりじりと落ちている。ライブドアの資産査定の長期化からＵＳＥＮとの本格提携は来年に持ち越されそうで、楽天やヤフーを追撃していた勢いはなかなか回復しそうもない。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27pol001.htm
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