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(回答先: ホリエモンの買収発表による第三者割当増資を使った還流錬金術 背後に村上と鮎川の画策? 【新じねん・日々雑感】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 3 月 08 日 21:51:49)
「利益50億に増やせ」堀江被告の要求で新手粉飾
ライブドア
ライブドアの粉飾決算事件で、同社が2004年9月期の連結決算で、買収予定2社の預金を本体の売り上げに付け替える新たな粉飾の手法を使ったのは、前社長の堀江貴文被告(33)が突然、経常利益を20億円増額するよう強く要求したのがきっかけだったことが、関係者の話で分かった。
同社は自社株売却益を還流させる方法で粉飾工作を進めていたが、これだけでは粉飾できる額に限界があり、前取締役の宮内亮治被告(38)らが「このままでは要求を満たせない」と判断、決算期末が迫ったため苦肉の策として考案したという。堀江被告の無理な増額要求が、粉飾を加速した格好だ。
ライブドアは04年9月、買収予定だったサイト運営会社「キューズ・ネット」など2社の預金計15億8000万円をライブドア本体などの売り上げに付け替えた。これに自社株売却益の還流分を合わせ、実際は3億1300万円の赤字だったのに、経常利益を50億3400万円とした虚偽の有価証券報告書を関東財務局に提出した疑いが持たれている。
関係者によると、堀江被告は04年5月中旬、中間決算を承認する取締役会の終了間際、突然、議題と直接関係のない9月の決算期末の経常利益を話題に持ち出し、「50億円にしてほしい」と強く主張。同社は同年2月、連結ベースの経常利益予想額を当初の20億円から30億円に上方修正したばかりだったが、さらに20億円を上積みする要求だった。
取締役会には、宮内被告やライブドアマーケティング前社長・岡本文人被告(38)、執行役員副社長だった前代表取締役・熊谷史人容疑者(28)らが出席していた。
宮内被告らは投資事業組合を介在させた自社株売却益の還流工作で、「30億円の利益計上なら可能」と考えていたが、堀江被告の20億円増額要求には「急に言われてもとても無理」などと当惑、他の幹部も「営業努力ではむちゃな数字」と受け止めていたという。
同社は5月20日、堀江被告の要求通り、経常利益の予想額を50億円に再び上方修正。だが、自社株売却益では37億6700万円しか利益計上できなかった。このため、決算期末が迫って焦った宮内被告らは、キューズ社などの預金付け替えを考え出し、実行したという。同社幹部の一部は、東京地検特捜部の調べにこうした事実を認めている。
関係者は「わずか3か月間に業績予想を20億円も増やすのは明らかに変で、粉飾しろと言っているようにも受け取れる」と指摘している。
(2006年3月9日3時3分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060309i101.htm
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