★阿修羅♪ > ホリエモン・ライブドア事件とその裏1 > 443.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□[メール問題]民主、早期収拾へ「陳謝セット」/毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1739028/detail
[メール問題]民主、早期収拾へ「陳謝セット」
ライブドア事件をめぐる「送金メール」問題で民主党が26日、永田寿康衆院議員と党見解発表という「陳謝セット」による収拾に動き出した背景には、早期の収拾に失敗すれば、「前原体制」そのものの存続も危うくなりかねない、との計算がある。小沢一郎前副代表や菅直人元代表らが「前原降ろし」に当面慎重な構えを示している状況も、影響しているようだ。ただ、永田議員の進退は依然として焦点であり、対応次第で「辞任ドミノ」が起きかねない構図は変わっていない。野田佳彦国対委員長も含め、執行部を丸ごと温存したい「前原戦略」は薄氷の綱渡りを迫られる。
◇永田議員の進退、なお焦点
前原氏は同日のテレビ朝日の番組で、司会の田原総一朗氏からメールの情報提供者を何度も問われ「報告を受けております」と硬い表情で「官僚答弁」を6回繰り返した。苦しい状況を物語る場面だった。
執行部は当初、永田氏が野田国対委員長に辞意を漏らしたことを前提に「永田氏辞職」での収拾を探ったが、永田氏はその後、鳩山由紀夫幹事長との面談で辞職しない考えを示すなど発言が二転三転。「記者会見が持たない」とみた執行部は「より正しい判断ができる状況を待つ」として永田氏を入院させたが、党内外から姑息な時間かせぎ、との批判を浴びた。
このため執行部は、永田氏のみならず党として早期収拾の必要に迫られた。党内には「早く決着をつけて『4点セット』の追及に戻りたい」(幹部)という疲労感が充満しており、同党は偽物との断定は避けつつも「不確かな情報で質問し国会を混乱させた」ことを理由に謝罪するという、事実上の「降参宣言」を出す考えに傾いた。
党内の前原氏に批判的な勢力も執行部の対応を静観しており、秋の代表選を控え現時点で「前原降ろし」の動きはみられない。小沢前副代表は25日の兵庫県尼崎市で「(与野党の攻守の)立場が逆転している」と不満を述べたが、露骨な批判は避けた。菅元代表も23日のグループ会合で「予算審議の最中であり、前原氏を支える」と表明している。
ただ、今後の世論の動向に加え、永田氏自身の意向は依然として不確定要素として残っている。前原氏は野田氏も含め引責を回避したい考えだが、永田氏が辞職すれば、野田氏の責任論への波及が予想される。幹部の一人は「まず謝罪して、それから世論の反応というものもあるだろう。(責任論は)結論は何も出ていない」と顔を曇らせた。【尾中香尚里】
2006年02月27日08時31分
▲このページのTOPへ HOME > ホリエモン・ライブドア事件とその裏1掲示板