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(回答先: [堀江メール]民主党 永田議員「休養」、辞意は先送り/毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 2 月 23 日 22:56:44)
2月23日(木)
「ガチンコ勝負」に敗れた民主党
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm から転載。
「墓穴を掘る」とは、こういうことを言うのでしょうか。大きな穴を掘って相手を落とそうとしたけれども、結局、自分の方が落ちてしまったようです。
民主党の永田議員が議員辞職の意向を表明し、当面「休養」することになったといいます。「振り込み指示メール」について、「白旗」を掲げてしまったということでしょう。
メールは偽物だったということを認めたようなものです。やはり、民主党は嵌められたのでしょうか。
いや、嵌められたのは永田議員であって民主党そのものではないという解釈も可能です。しかし、その質問を認めたのは野田国対委員長であり、事前にストップをかけなかったばかりか、その信ぴょう性を請け合い、党首討論の前には「楽しみにして欲しい」とまで言って期待感を高めたのは前原代表です。その責任は極めて重大だと言うべきでしょう。
功を焦って信ぴょう性の薄い「メール」に騙され、政治に対する信頼と国会の権威を失墜させた永田議員には、きちんとした責任をとらせなければなりません。民主党は、問題を先送りするのではなく、事実関係を明らかにして永田議員を「除名」するべきです。
永田議員は、このメールを入手した経緯を明らかにし、国民に謝罪した上で議員を辞職しなければなりません。再度立候補することも、二度と再び国会の絨毯を踏むようなことも許されません。
このような不祥事を事前に防止できなかった野田国対委員長と前原代表も、当然、役職から退くべきです。民主党の現執行部は、責任を明らかにして新執行部と交代するべきでしょう。
今回の騒動によって、貴重な予算審議の時間が一週間も空費させられてしまいました。それだけでなく、国会の空気が一変し、攻勢に立っていたはずの民主党の前原代表が、党首討論で「ご苦労も多いと思うが、しっかりと頑張って欲しい」などと、小泉首相に励まされる始末です。
今回の失態によって、せっかく小泉政権を追及できる材料が「貨車に山積み」となって押しかけてきていたのに、民主党は自らズッコケ、野党の攻勢に冷や水をぶっかけることになってしまいました。窮地に陥っていた小泉さんに「塩」を贈ったようなものです。
今ごろ、小泉首相や自民党の武部幹事長は、首相官邸の奥で「祝杯」でもあげているのではないでしょうか。小泉首相こそ、今回の騒動で一番多くの「塩」を贈られた最大の「受益者」なのですから……。
結局、民主党が仕掛けた「ガチンコ勝負」は、当の民主党の方が大きく傷つく結果になりました。「爆弾発言」によって永田議員が投げつけた爆弾は、跳ね返ってきて懐の中で破裂したようなものです。
被害を最小限にとどめるためには、現執行部の総退陣など、素早い対処が肝心です。こうして前原代表が引っ込めば、民主党にとっては「不幸中の幸い」ということになるでしょう。もっとも、前原代表を「与しやすし」と見ている小泉首相は、前原さんをそこまで追い込むことは望んでいないかもしれませんが……。
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